ポジティブとネガティブの統合という壮大なテーマ:坂本政道さんの【ダークサイドとの遭遇】のご紹介

 

遅くなりましたが、坂本さんが2015年末に刊行された本「ダークサイドとの遭遇―坂本政道 はるかなる意識の旅 (覚醒への旅路シリーズ)」についてご紹介したいと思います。

 

タイトルにもある通り、この本は、2015年5月に書かれた本「覚醒への旅路」の第二弾という位置付けでもあります。

坂本さんは、様々なフォーカスレベルでの経験が豊富なのですが、中でも、フォーカス34/35を超える「宇宙」に関する造詣、経験が深く、この本で扱われる世界は、まさに坂本さんが本領を発揮されている領域だと思います。

 

2008年ころからでしょうか、バシャールとの邂逅、屋久島、ハワイの訪問記、そしてもちろんスターラインズなどのモンロー研プログラムなどで、高次の存在と次々とコンタクトし、次々と本を出版されていました。

それらを総合的に振り返られ、様々な気付き、メッセージなどが盛り込まれた本です。

この本のメインテーマは、

ポジティブとネガティブという二元性の統合

ということです。

 

ポイントは、ネガティブを忌避し攻撃するのではなく、ネガティブも受け入れ、自身の体験として認め、追体験するという点ですね。

普段の我々は、ネガティブ自体を避けようとしたり、時には抑圧することで自身の意識から締め出そうとします。が、そうではなく、自身の中のネガティブな側面を認めることが大切であったりします。ポジティブのみを知り・体験するのではなく、ネガティブ自体も受け入れ、体験することに意味がある、ということです。

この世界に我々がいるということは、二元性を体験したい、という側面もあろうかと思います。大きな物語・世界・価値観を意識することで、ネガティブの意味が明確になり、執着の対象ではなく統合の対象となり、体験として消化できるのです。

何か、小難しい言い方になりましたが・・・

 

それから、標題にもなっている「ダークサイド」の罠についても示唆に富んでいます。

「最初は善良な感じである。が、多くの有用な情報の中に、一部、(脅しなどの)ダークな情報が混じってくる」「こちらの自尊心をくすぐられる言葉により、自身を選ばれた特別な人だと錯覚させる」などです。

これは、気を付けるべき教訓ですね。古今より、種々の犯罪例や、特別感、英雄視、エリート感をくすぐられることで、最終的に道を外してしまうような例は枚挙に暇がありません。人との関係性においてではなく、自身の内面にしっかりとした基準、倫理観、道徳観を持つことが大切なのだろうと思います。

 

貴重な気付きを得られたり、F34/35を超える世界(宇宙)の貴重な体験記としても、素晴らしい本なので、ぜひ手に取ってみてください!

 

 

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