惜しくも2018年に廃線となる【三江線】ガイドです!「松江訪問を通じて」 -青春18きっぷでスローな旅をしよう-




惜しくも2018年4月1日に廃線となってしまう【三江線】

 

青春18きっぷ利用可能期間になったことに伴い、三江線に乗ってみました!

三江線を利用して、広島県三次市から島根県松江市まで行ってみたのです。

 

まずは少しばかり、三江線についてご紹介します。

 

三江線は昭和50年(1975年)に開通しましたので、40年余りの歴史があります。

もっとも一部開業は早く、昭和5年(1930年)には一部開通していたようですね。

長~い間、三江北線(江津駅-浜原駅間)、三江南線(口羽駅-三次駅間)と、2つに分断されて営業していました。

 

三江線の大きな特徴として、ほぼ江の川に沿って走っていることが挙げられます。

典型的な風景は、片側に、片側に川、家、草むら、田畑といったものです。

下の写真のような風景が結構多いです。

木の葉が列車に当たってカサカサと音がすることも、よくあります。

Wikipediaによると、旧三江北線、旧三江南線の最高速度が65km/hで、新三江線区間の最高速度が85km/hとありますが、

旧北・旧南線区間は徐行区間(多分、30km/hあるかどうかです)も多く、ゆっくりゆっくりと進むという感じです。

途中の長めの停車時間含め、4時間弱もかけて三次駅-江津駅間を走りますので、まあゆっくり・ゆったりとした旅をしたい方にはうってつけの路線です。

それだけに廃線となるのが惜しいです。。。

 

前書きはそれくらいとして、写真を掲載してみましょう!

 

今回は、三江線三昧でした。

行きは、

・三江線 :三次5:38→江津9:31
・山陰本線:江津9:35→出雲市11:09
・山陰本線:出雲市11:38→松江市12:17

帰りは、

・山陰本線:松江13:20→江津15:05
・三江線 :江津15:15→三次18:59

と言った感じです。

 

まずは、中国やまなみ街道を利用し、自動車三次まで行きます。

7月頃の朝は早いですね。5時少し前には明るいです。

JR三次駅は大規模に工事されており、あと少しで完成です。以前と比べて広々としました。

駅に入ると、既に列車が待機していました。

列車は上述の通り、5:38発です。

列車は1両編成で、4人用対面座席が4つ、後は列車左右の対面座席となっています。トイレも1箇所あります。

列車には10人くらいの人がいらっしゃいましたね。

 

ちなみに留意事項は、一旦直通の列車に乗ると飲料・食料を購入できることがほぼ無いということです。途中一箇所(口羽駅)で飲料を買えるだけです

おすすめは、乗車前に飲料・食料を買って持ち込むことです。

 

さて、三次駅を出てしばらくすると、江の川が見えてきます。

さらにしばらく走ると、以前ご紹介させて頂いた「秘境の駅:長谷駅」を通過します。

そうです。

この駅には停まってくれないのです。

長谷駅へは、朝方に三次へ向かう列車と、夕方に三次から出る列車しか停まらないのです。私のような、三次起点で旅する者は停まれません。だから幻=秘境と呼ばれるのです。

長谷駅を通過中に写してみようとしましたが、行きは全然うまく写せませんでした。看板が流れています。

ちなみに帰りは、横から写すのではなく後ろから写すことで、長谷駅を写すことができました。駅舎に掲げられている長谷駅の標識も見えますね。

しばらく行くと口羽駅です。ほとんど広島県、島根県の県境にあります。

口羽駅では列車の離合のため、何と30分も止まります。

乗客のほぼ全員が外に出て写真を撮ったり、トイレに行ったりウロウロしています。

こちらが自販機、トイレです。駅の直ぐ近くです。

さて、口羽駅を出発すると、もう一つの名所:天空の駅:宇都井駅があります。

運転手さんに断って外に出てみました。が、1分くらいしか停車しないので、大急ぎで撮ってみました。

焦っていると、あまりうまく写せませんねぇ。

教訓:停車時間にちょっと降りるのではなく、宇都井駅に下車して、じっくり辺りをうろついた方が良いと思います。

ちなみに帰りは、車内の後ろから駅プラットフォームを写しました。結構窓が汚れていますが悪しからず。

さらに進むと・・・三次駅→江津駅方向に進む場合、概ね進行方向に向かって右側江の川を見ながら進んで行くことになります。

私は、行きの列車の前半は、列車の右側に座り、振り返るようにして窓を見続けていました。

そうすると首が痛くなってきましたので・・・行きの列車の後半は、列車の左側に座り、無理の無い姿勢で外を見ていました。

こちらが、道中の江の川の景色変化です。

川幅が大きくなったり、狭く急流になったりで、景観の変化を楽しめますよ。






 

さて、江津駅に到着しました。

 

この列車は、江津駅に長らく停車後、浜田駅に向かいます。

私はここで降りて山陰本線に乗り、出雲市駅経由で松江駅に向かいます。

江津駅にはすでに山陰本線の列車が停まっています。外見は三江線の車両と同じなのでしょうか、ディーゼル車両です。

こちらは、江津駅の改札辺りです。

山陰本線を走っていて気づくのは、「速っ!」という点です。

時速60km/hは優に超えていると思われます。

途中、海・宍道湖が見えることもしばしばで、三江線の山・川の景色とまた違った絶景が広がりますよ!

二つ目の列車の到着駅である出雲市駅は出雲大社への玄関口で、一畑電車が出ていたりします。

私はここでは一時停車ということで、出雲そば:山かけそばを頂きました。

 

さて、その次の列車に乗り松江駅に到着します。

 

実はJR松江駅に降り立ったのは初めてです。松江は、島根県随一の都市ですね。

ぐるっと松江レイクラインという個性的なデザインのバスが目を引きました。

松江の街は気が良いので落ち着くし、大好きです。市内に水が溢れていることが気の良さにつながっているのだと思います。また、松江では大好きな神社に伺いました。

しばらく松江に滞在した後。

帰りはまず、山陰本線に乗って江津駅まで行きます。快速列車でした。

山陰本線の雰囲気っていいですねぇ。いつか、全線乗ってみたいです。

 

そして帰りの三江線です。

 

15時台発の三江線は2両編成でした(写真は口羽駅停車のときのもの)。

2両編成だと結構空いているのかな、と思ったのですけど、かなり混んでいましたね。7~8割は埋まっていました。

きっと途中で多くの人が降りて行かれるに違いない、と勝手に思っていました。が、ずーっと乗っている方が多かったです。広島市辺りから訪問した人が多かったようです。ほぼ三江線に乗ることを目当てに乗られているように思いました。

 

帰りの風景です。良く晴れていて、朝とはまた違った風景を堪能できました。

列車の後方を写しました。江津→三次間は、概ね進行方向に向かって右側が山で、左側が川、家、田畑、草むら、道などです。

行きと同様、宇都井駅に停まったり、口羽駅で何分か停車したり、長谷駅を通り過ぎながら、ゆっくりゆっくりと走った後、三次駅に着きました。

時間は18:59です。夏場はまだ明るいですね。

 

こんな感じです。

三江線には昨年も乗りましたので、2度目です。

それ以外には自家用車で長谷駅、宇都井駅を訪れたりしました。

 

いや~、三江線は風情があって良いですねぇ。

廃線となるのが本当に惜しいです。

それから、山陰本線も良かったので、今後は山陰本線にもっと乗ってみたいですね!

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