読んだ人の9割が涙したという「実話ベースの物語」にホロっとする!【鏡の法則】

 

鏡の法則」という本がありますね。

 

この本のタイトル「鏡の法則」とは?

私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡であるという法則です。

波動の法則、引き寄せの法則、原因と結果の法則に通じる部分があると言って良いかもしれませんね。

今回ご紹介する、この「鏡の法則」は、野口嘉則さんによって書かれました。100ページくらいの本です。

何でも、インターネット(著者のブログ記事)で爆発的に広がり、読んだ人の9割が涙したという実話ベースの物語と、「あなたの人生に幸せをもたらす解説とあとがき」から成っています。

たしかに、この物語を読んでみて、私もホロッとしました。

 

さて、この物語の概略を少しだけご紹介すると、

主婦である秋山栄子さんの息子さんが、小学校でいじめにあっている場面から始まります。

心を痛めていた栄子さんは、夫の先輩で経営コンサルタントの矢口氏に、このことを相談すると・・・

「大切な息子さんが友達から責められている」という出来事が、実は「栄子さん自身が心の中で誰かを責めている」ということに繋がっていることに気づいたのです。

そして後半は、その気づきに対する解決のステップなどが語られるのです。

 

ネタバレにならないよう、極めてラフに本書について書かせて頂くと、こんな感じになります。

本書で語られている大切なメッセージは、「気づくこと」「許すこと」ではないでしょうか。

私たちは、生まれ育っていく過程で、両親、兄弟姉妹、親戚、先生、クラスメートなどから大きな影響を受けます。

特に、両親からの影響が強いでしょうね。

例えば、「おまえは何やってもダメだねぇ」などと言われ続けていると、自己肯定感(私はこれでいいんだ、という感覚)が育たないでしょうし。。。

価値観、信念、性格などに極めて大きな影響を受けるに違いないと思います。

私自身を振り返ってみても、

母親、親戚、先生など、私にとってのその当時の権威・絶対者とでも言えるような存在から受けた言葉、態度が、今の自分に多大な影響を与えているなぁ、と実感します。

 

さて、この本「鏡の法則」に対し、アマゾンのレビューやブログ書評などを拝見すると、「そんなにうまくストーリーが展開するわけないでしょ」とか「何かオカルト的な感じがする」などの感想を抱く人も少しはいらっしゃるようで、、、

たしかにそう思われるような側面はあるかも知れません。

けれども。

少なくとも、本書内で語られているこういった出来事をきっかけに、より広い視野で、自分の側面に気づくことができるのも確かです。

そして、相手(両親、先生であっても)も自分と同じ不完全な人間、矛盾に満ちた行動をする人間であることに気づき、「許せる」可能性が広がると思います。

「気づき」「許す」という私たちの一大テーマについて、考え、実践のきっかけにもなり得る本ではないか、と思いました。

 

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