会社員が「生き方の複線化」を考えてみるということ -「人生の〈逃げ場〉」(おすすめ本)-

 

今回は「一挙にフリーランスになる、など大きな変化は難しくとも、

会社員がまず一歩を踏み出すため」のヒントが書いてある本

紹介させて頂きます。

 

その本のタイトルは「人生の〈逃げ場〉 会社だけの生活に行き詰まって

いる人へ」です。

 

著者の上田氏は文化人類学者です。

先日の阿部氏同様、学者さんによる書籍ですね。

 

上田氏も

戦後の日本人は、血縁(家族、親戚)、地縁(地域)、宗教などを

自ら手放した、そして「会社単線の生き方が一般となってしまった」

と語られています。

 

本書では、現代社会がこの会社共同体からも排除される場合さえある、

ということにも言及されていますが、大きく一般的には、

「会社単線的な価値観からの脱却」が主題になっています。

 

しかも、ノマドワーカーや半農半Xなどの自営業者になるという

一挙に高い敷居を超えるのではなく、

「会社員がまず一歩を踏み出す」という視点で書かれています。

 

この本での基本的な考え方は

・人は場の生き物であり、関係性の生き物である

・人生を複線化する

という点にあります。

 

さて、本の中にある「ライフスタイル複線化」について少しだけ紹介します。

 

それは。

 

会社単線的な価値観からの脱却であり、

頑張って連続2週間くらいの休みを取り、

ボランティア、自分のことを誰も知らない場所への旅行、

などを行う、ということです。

 

2週間という期間は目安に過ぎません。

要は短期でも構わないので、全く違う場・関係の中に入り込む、

ということですね。

 

こちらについては、私自身も実感できます。

ヘミシンク宿泊セミナーという、当時では考えられなかった、

土日含め9日間も連続して休む、という大きな変化

私にとっての大きな転機になったのは間違いありません。

場を変える、環境を変えることの効果は絶大だと思います。

 

この本には、もちろんその他の方法・切り口も書いてあります。

 

総じて、会社員からの第一歩を踏み出す、ということで参考に

なると思います。

 

最後に。

 

私は今まで、伊藤氏、Pha氏、髙坂氏などの在野(?)でライフスタイル実験を

しながらその内容を執筆されている方について紹介させて頂きましたが、

同時に、2枚目の名刺の米倉氏、キャリアチェンジについて語ったリンダ・

グラットン氏、今回の阿部氏、上田氏など学者視点からの本も紹介させて

頂きました。

 

上記の在野の方々がこれら理論をご存じだったのかは定かではありませんが、

違う立場である両者の一致した見解として「人生の複線化(複数の居場所、

仕事)を持つこと大切」であるということを言われています。

 

その通りだと思います。

 

 

 

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