△3.私がキャリアチェンジの際に取った「ソフトランディング(軟着陸)」戦略  -壮年、中年からのキャリア・チェンジ-

 

先日の記事で私は、「キャリアチェンジ(会社を辞めること)により失った3つのもの」について書かせて頂きました。

今回は、これら変化に対して私が取ったソフトランディング(軟着陸)のための戦略について書かせて頂きます。

すなわち、キャリアチェンジによるショックを和らげ、【穏やかに】新生活に移行するための戦略です。

 

3つの失ったものに1対1で対比して方策を記していない理由は、これら3つの要因と方策が複雑に入り混じっており、どれがどれに対する方策かわからないからです。

まあ、私自身も体験の無いことだったので、走りながら考えた部分が多々あります。当然かもしれません。

 

※ちなみに、前述の失った3つのものとは。

生活のリズム、アイデンティティ、コミュニティです。

また、新たなキャリアとは、ヘミシンク・トレーナー、その他複業、農家(家庭菜園)などの自営業的なキャリアです。

 

さて、新しいキャリアに、どのようにして移行したのか?

それは。

 

外部にペースメーカーを持つことです。

 

会社員時代は月~金、かなり規則正しい生活をしていました。

対して新しいキャリアにおいては、土日中心にヘミシンクトレーナーをさせて頂いていますし、その他の仕事は不定期的です。また、家庭菜園では、種蒔き、収穫時期など上記仕事の合間をぬって行うことになります。

すなわち、規則正しい仕事から、かなり不規則な仕事に移行することとなります。

また、前述のとおり、私自身、会社員時代に「何かをしなくては!症候群」となっていることも感じていましたので、突然、当日朝に何も目標が無い状態になると、うまくいかない可能性があるとも思っていました。

 

具体的に行なった施策は次のとおりです。

 

A) 外部施設を活用:私の場合は主に「図書館」です

 

自宅にて仕事をする場合、ついつい生活が不規則になることがありました。

こんな時、自営業の方は、外に事務所を借りたり、レンタルオフィススペースを借りられます。近年だとノマドワーカーが喫茶店などで仕事を行うというケースもあります。

私の場合は、それらの方法ではそれなりにお金がかかるということもありますので、

図書館を活用することにしました。

図書館には豊富に資料が揃っていますし、静かです。皆さんが集中して読書などをされていますので、こちらも集中できます。

また、多くの図書館は、10時開館、19時頃閉館です。

10時に図書館に行くと決めておけば、それまでの時間を区切って、自宅で仕事もできます。

良いペースメーカーになってくれました。

ニューヨークなどでは、図書館をオフィス代わりとして利用し、普通に仕事を仕上げている、という話を本で読んだことがあります。

日本の図書館では、メール利用(取引先とのやり取り)などの制限がある所が多いですが、それでも、もっともっと利用されると良いと思います。

 

B) 地域活動や農業を行うこと

 

幸か不幸か、私は田舎に住んでおり、伝統的な地域活動に参加しなくてはなりません。

会社員で多忙な生活をしていた頃は、非効率とも思える地域活動が苦痛でした。こうして一言で書いていますが、実は一言で書くには重過ぎるほど、苦痛の程度は大きかったです。

が、会社員を辞めた後、地域の役員を仰せつかることなどで、地域活動により一層携わるようになると、なかなかに面白いものだと思うようになりました。

地域活動が苦痛だったのは、会社員の生活スピードと全く合わなかったのが大きな要因であったことにも気づきました。

地域活動をしてみて、これまで生きてきて全く知らなかった出来事や人々にも出会います。まさしく手作りで様々なモノを作り上げていきます(先日は、山を登るための階段を作りました)。

時々、地域の年長者から昔話などを聴くと、昔と比べて現在は、はるかに閉鎖性や束縛性が少なくなったと感じますし、実際に冠婚葬祭など私が携わっている行事などでも昔と比べて簡素になったように感じます。

私が伝え聞く、昔のままの地域社会だと閉塞感を感じまくりそうですが、現代の地域活動は、かなり負担が少なくなってきています。地域差はあると思いますけど。

あまり意図したわけではありませんが、コミュニティ活動に携わることでソフトランティングの一助になっていると思います。

 

また、私は家庭菜園をやっています。

以前の記事でも書かせて頂きましたが、家庭菜園を行うことで作業中などに通りかかった方々の会話が増えたこと、作った野菜の物々交換などの際も会話が増えたことを実感します。

こちらも、地域コミュニティ形成という上では一役買っているように思います。

私自身は、会社員当時から、ヘミシンクはじめ社外的な人間関係を持っていましたので、コミュニティの変化については、それ程の懸念を抱いていませんでした。

が、それにしても、この地域コミュニティ活動に関しては、思わぬ素晴らしい体験であったと感じます。

 

ただ、地域コミュニティの閉鎖性には課題ありだと思います。より良い形のコミュニティについても考えていきたいな、と思います。

 

C) 資格取得や学校への進学

 

資格取得学校大学院などに通うのも一案です。

理由は、良いペースメーカーとなるからです。

試験日、授業日が決まっており、それらに向かって日々勉強することで、良いペースメーカーとなるのです。

そして、それら学校に通うことで新しいコミュニティーができます。多分、会社員時代とは違った多様な人たちと交友を結べるはずです。

さらには、学生というアイデンティティを持つことで、「何かに所属する」という安心感を与えてくれるとも思います。

以前のブログで書かせて頂いたように、長い期間を会社員として過ごしていると、会社員を辞めることにより、自身が意識している以上のアイデンティティ喪失感があります。自分にしっかりと組み込まれていたものが無くなるということは、意識せずとも、案外にダメージがあるものだと実感しました。

 

以上です。

 

キャリアチェンジに伴い、そのショックを和らげ、ソフトランディングするために私が行なった戦略について書かせて頂きました。そこには、ある程度意図したものと、図らずも結果的に良かったな、と思ったものもあります。

皆様のご参考になれば幸いです。

 

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