堀江貴文さんの【多動力】にあった、意外で印象に残った「言葉」
私はこれまで、堀江貴文さんの本を結構読ませて頂いています。
今回、堀江貴文さんの「多動力」を読んでみて、
新たな一面というか、結構意外な面について知ることができましたので、シェアさせて頂きます。
それは。
教養なき者は奴隷になる
という一節です。
さらには、
「原液」を作るのに必要なもの。
それは「教養」だ。
太い幹となる「教養」があれば、枝葉は無限に伸びていく。
とか、
教養とは、表面的な知識やノウハウとは違い、時代が変化しても変わらない本質的なことを言う。
という文章です。
本書の中で、「検察」について調べた話を教養の例として書かれているのは、少々?なのですが、
それはともかく、もう一つの好例を読んでみると。
骨太な「歴史」を学び、本質を理解することが大切だと強調されています。
共感しますね。
堀江さんは、収監中の体験本「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」を書かれたように、元々本を読まれることは嫌いじゃないと思っていますが・・・
大変に失礼ながら、今までのイメージだと、「分からないことはググればいいじゃん。」とか「わざわざ時間をかけて本を読むなんて無駄」と発言されそうな気もしていました。
ところが、そうではなく、
冒頭のとおり、本質を学ぶこと=教養を身に付けることの大切さを語られていることが、たいへんに印象に残りました。
私の見落としだとは思うのですが・・・
堀江さんがこのようなご発言をされた記憶が無いので、新鮮かつ印象的でした。
効率化、スピード化の象徴のように語られる堀江さんですが、歴史を貫く本質とか、深みを身に付けることの大切さを語られていることに少々驚きました。
前回の記事で、「フラット化が時代の潮流」だとは書かせて頂きましたが、それだけだと特別な存在になれない、ということなのかも知れませんね。
多くの著作を矢継ぎ早に刊行されている堀江さんなので、堀江さんご自身も語られているように、似たような主張があるのは確かですけど、
このような感じで(私にとって)新しい視点がありましたし、
徐々に堀江さんの考え方がアップデートされていることも実感できます。
興味深い一節でした。