もちろん、手塚治虫氏の著名作品もおすすめです! -ジャングル大帝、鉄腕アトム、リボンの騎士、ブラック・ジャック-
これまで、手塚治虫氏の作品について「火の鳥」「ブッダ」という代表作と
「アドルフに告ぐ」「奇子」「きりひと讃歌」等の重いテーマの社会派漫画
について紹介させて頂きました。
もちろん、手塚治虫氏の漫画というと、これだけではありませんね。
もちろん、著名作、代表作も読んだことがありますので
ちょっと紹介させて頂きたく思います。
まずは初期の作品から。
「ジャングル大帝」です。
1950年頃の作品なので、22歳時の作品ですね。
この作品が出世作に近いのでしょうか。
動物と人間の共生、動物同士の共生がテーマとなっていますね。
そして「鉄腕アトム」です。
1952年頃からの作品なので、24歳時からの作品ですね。
亡き息子を忍んで創られたロボット「アトム」と人間たちのお話ですね。
私はこの作品をリアルタイムで観たわけではありませんが、
アニメの再放送を観て、未来にワクワクしたことを昨日のように思い出します。
テレビの鉄腕アトムの主題歌を聴きながら
「どんな未来が待っているのだろう」とワクワクしていました。
次は「リボンの騎士」です。
1953年頃の作品なので、25歳時の作品ですね。
この、リボンの騎士には思い出があります。
高校生の頃、筋骨隆々のガタイの良い私の友人が
「リボンの騎士がいいんだよ~」と言っていたのですが
女性の外見の主人公が描かれた漫画の表紙を見て、
とても男性向けの漫画と思えず「友人は少女漫画趣味だったっけ?」
と感じたことをよく覚えています。
当時は食わず嫌いで読みませんでしたが
テンポよく、半ばファンタジーで半ばサスペンスな面白いお話です。
そして、後期の作品です。
それは「ブラック・ジャック」です。
この漫画は、ほぼ一話ごとにストーリーが完結しています。
医療を舞台に、無免許医のブラックジャックがクールに活躍する物語ですね。
腕は立つが、手術費がべらぼうに高い、
それでも手術を受けに来る人々には、人それぞれのドラマ、
ストーリーを抱えている、そんなお話ですね。
一概には言えないかもしれませんが、
初期の漫画はテンポよく、エンターテイメント性の高い漫画が
多いように思えます。随所でギャグも入りますし。
ここで取り上げたジャングル大帝、鉄腕アトム、リボンの騎士とも
それぞれにテーマを持っていますが、エンターテイメント性があります。
そして中・後期の漫画は、社会的、壮大なテーマ、人情の機微など
もしっかりと描かれている漫画が増えているように思います。
まあギャグが入っている漫画もありますが、
テーマが前面に出てきているように思えますね。
こうしてみると、凄すぎです。
手塚氏の作品は、心より「文化遺産」だな、と思います。
電子書籍kindleならば安価に購入できますので
よろしければ読んでみてください。
さて、電子書籍Kindleや(Kindleで読むのに適している)漫画については
一連の記事にさせて頂いています。よろしければご覧ください。
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