Yoichiの意識探究と趣味の日記

広島のヘミシンク・ファシリテーターYoichiのブログ

「考えて、知ることが哲学である」ことを知る -池田晶子さんの「14歳からの哲学」-

time 2015/09/08

 

本日は「考えて、知ることが哲学である」というお話をさせて頂きます。

 

ということで、本日は

池田晶子さんによる「14歳からの哲学 考えるための教科書

紹介させて頂きます。

2003年出版ですが、10年以上経った今でも書店に並んでいますね。

地元近くでも、大阪でも、博多でも、この本が哲学コーナーにありました。

 

池田晶子さんによる「哲学におけるテーマ」を目次から抜粋してみましょう。

(A)考える、言葉、自分とは誰か、死をどう考えるか、体の見方、

  心はどこにある、他人とは何か

(B)家族、社会、規則、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、

  仕事と生活、品格と名誉、本物と偽物、メディアと書物

(C)宇宙と科学、歴史と人類、善悪、自由、宗教、人生の意味、存在の謎

 

(A) が原理、(B)が現実、(C)が真実について書かれたようで、

このようなテーマを考えてみることが「哲学」ということですね。

 

さて、池田さんは、考えて知ることが哲学であり、過去/現在の哲学者の本を

読んで覚えることはあまり必要でない、と言われています。

 

確かに、単に多くの哲学者の本を読破する、試験の為に記憶する、

というのは、あまり意味が無いでしょうね。

 

とはいえ、上記目次にある項目のどれかが琴線に引っかかるようならば、

そのテーマに関する哲学者の本を読んでみれば良いと思います。

その際、西洋哲学史の特徴として積み上げ型となっているため、

やはり一通りの哲学を俯瞰的に眺めてみることが必要かな、と思います。

 

そして、そのうえで「考えてみたら」いいのかな、と思います。

池田さんも、大学頃はかなり哲学書を読まれたようですし、

そのような基本があってのことのように思えます。

 

私の場合、「死について」「哲学と科学(というか、この本では言及されていませんが、

科学の限界、形而上学と科学の棲み分けのようなテーマ)」「宗教」あたりを、

哲学を介して考えてみたいと思っています。

まあ、遅々とした歩みではありますが、気長に本を読んだり、考えたりしています。

 

さて、最後に2点書かせて頂きましょう。

・この本の冒頭の「考える」については、3章もあります。

 人によっては、くどさや堂々巡りと感じたり、読みにくく思われるかもしれません。

 その場合、上記(B)あたりから読み始めてもいいかもしれません。

 各章が独立していますから。

 

・なぜ、私がこの本にたどり着いたかというと。

 もちろん、書店でよく見かけるという点が大きかったです。

 併せて、別記事で紹介させて頂いた飲茶さん、貫成人教授なども

 自著の中でこの本を紹介されている点から惹かれるものがあり、

 読んでみました。

 

哲学ではどのような事を考えるのか?

ということを比較的平易に読むことができる本です。

もちろん、14歳でなく、大人でも読めると思います。

 

哲学に関してはシリーズ化しています。

よろしければご覧ください。

 

最近、哲学ブームなのでしょうね。 -面白い西洋哲学入門書のご紹介-

飲茶さんによる更なる哲学入門書 -史上最強の哲学入門-

哲学史を学ぶ意味を知り、哲学史を概観する -貫成人教授の「哲学マップ」-

・「考えて、知ることが哲学である」 -池田晶子さんの「14歳からの哲学」-

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