カネの恐ろしさ、街のリアル「ナニワ金融道」 (おすすめ漫画)
Kindle漫画の第三弾は、マネー(カネ)に関する漫画です。
街のリアルと言うか、カネにまつわる話、借金とは、金貸しとは、などかなりエグイ話が描かれている作品を紹介します。
ちょっと刺激が強すぎるかもしれませんが。
「新ナニワ金融道」です。
作者の青木雄二氏は、最初、鉄道会社に就職しましたが数年で退職し、次に公務員となりました。が、その公務員もすぐ退職し、大阪に出ます。
大阪では、30種類以上の職を転々とした後、自身でデザイン会社を設立し社長として切り盛りをする、という経験をされてきました。
その際の経験がこのナニワ金融道制作において大いに参考になったようです。
さて、作品の背景ですが。
大阪の消費者金融会社「帝国金融」を舞台に堅実に生きてきた公務員が借金を機に破滅(破産)していくエピソード、地上げ屋と帝国金融との息詰まる戦い(地上げ屋が負け、夜逃げ)、クルーザーの販売を機とした詐欺、マルチ商法、新興宗教を舞台とした詐欺など、
お金をめぐるトラブル、人間関係や社会の裏表などが描かれます。
綺麗な話は一切ありません。
私自身も、金利(特に複利)の仕組みなど、最低限のマネーの知識や基本的な法律についてしっかり勉強しておこう、と 思わせてくれた漫画でした。
繰り返しとなりますが、かなりエグい漫画です。
けれども、現実社会に生きるという視点で見ると、極めてリアルな話と言えますし、ある意味、視野が広がるとも言えるのではないでしょうか。
最後に、青木雄二氏没後、青木雄二氏の遺志を継ぎ、「青木雄二プロダクション」として活動は継続されています。
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