鳥獣人物戯画、紅葉で有名な、世界遺産の寺院【高山寺】は落ち着いた良い雰囲気ですよ! -リピーターのための、おすすめ京都の穴場ガイド-
今回は、京都市の北西部にある世界遺産の寺院
高山寺のご紹介をさせて頂きます!
高山寺の創建は奈良時代に遡るとも言われているようですが、その後、1200年頃、明恵上人が再興されました。
高山寺は、京都市街地から結構離れています。
JR京都駅からJRバスで50分くらいでしょうか。一山二山越えるという感じで、京都市郊外といった風情です。
バス停留所付近はこんな感じです。停留所に隣接する駐車場は、紅葉時期以外だと結構空いているのでしょうね。
入り口に、高山寺の案内図がありました。高山寺付近の全容です。
停留所からは裏参道が近いのですが、まあ、表参道に回ってみることにしました。表参道辺りの風景です。
まずは、石水院に寄ってみます。
高山寺といえば、教科書にも掲載されている鳥獣人物戯画で有名ですよね。鳥獣人物戯画は日本最古の漫画と言われています。原画は、東京国立博物館や京都国立博物館に保管されているようで、高山寺の石水院にはレプリカ(複製)が置かれています。私にはレプリカが見られれば十分に満足でした!
レプリカなのででしょうね、撮影禁止ではなかったので・・・ケースに入っていた鳥獣人物戯画の写真を写させて頂きました。掲示されているのは、幅30センチ、長さ10メートルを超える大作の一部です。そのまたごく一部をここに掲載させて頂きます。
ご覧になったことがありますよね!
また、高山寺といえば、石水院から見た紅葉も有名です。
境内から見た風景はこんな感じです。思ったより木々が眼前に迫っていましたね。紅葉の木が多々ありましたので、秋には美しいだろうなぁと思います。
石水院を後にすると、日本で初めてお茶が作られた場所:茶園があります。茶を飲むことで目を覚ます効果があるため、修行を進める上で勧められていたようですよ。高山寺がある栂ノ尾の茶を本茶、それ以外を非茶と呼んでいたようで、強烈なプライドを感じさせられますね。
ちなみに、ここ栂ノ尾から宇治へお茶を送ることで、宇治でもお茶を作るようになったようです。
こんな感じで、実際にお茶を作っています。
さらに行くと、開山堂です。明恵上人が晩年を過ごした禅堂院の跡地に立っているそうです。
さらに進むと、金堂があります。現在の金堂は、江戸時代に、御室仁和寺真光院から古御堂を移築したようです。
さて、帰りは金堂の正面にある結構急な階段を降り、裏参道に向かいます。
こちらは間雲亭でしょうかね。
さらに降りると、裏参道に着きます。そこは、バス停兼駐車場です。
いかがでしょうか。
高山寺は紅葉でも有名なので、多分11~12月にかけてかなり混み合います。以前私も、11月下旬頃バスで行こうとして、あまりに人が並んでいて諦めた記憶があります。まあ、それだけ混んでも紅葉を観る価値があるのでしょうね。
と言いつつも、、、紅葉シーズン以外にも、上述のような風情ある寺院や鳥獣人物戯画(レプリカですよ)を楽しめますので、いつのシーズンであっても、行ってみられるのはいかがでしょうか?
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