「魂を喚起する!」片岡鶴太郎さんのストイックな生活と考え方が興味深い! 「50代から本気で遊べば人生は楽しくなる」
以前、Yahooのニュースで
片岡鶴太郎さんの超ストイックな生活振りが話題となっていました。
朝3~4時くらいに起きて、ヨーガ、呼吸法、瞑想をたっぷりと行った後、一日一度切りの朝食。
そして絵画を描くか役者の仕事をして、夜7~8時くらいには寝てしまう、という生活をされているのだそうです。
何やらすごいなぁ、と思っていた矢先、本屋を巡っていると片岡鶴太郎さんの新刊が目に留まりました。
その本「50代から本気で遊べば人生は愉しくなる」を読んでみると・・・鶴太郎さんの半生、上記のような現在のストイックな生活が具体的に書いてあり、面白くて引き込まれるように読みました!
師匠の片岡鶴八さんへの弟子入り、地方舞台への出演、やがてテレビへの出演チャンスをつかみ、売れっ子となっていく・・・
さらにはボクシングのプロライセンスを取ったり、画家として個展を開いたり、俳優業を行うなど、多方面に活躍の場を広げていくという・・・
多様なジャンルで、大きな成果を残されていることが素晴らしいですね。
まずは、この本の中で印象に残った言葉を一つだけ挙げさせて頂きます。
それは冒頭での言葉です。
新しいことにチャレンジすることはエネルギーが要りますし、ときには悩んだり苦しんだりすることもあります。
(略)
誰もが心の中に、自分の魂を喚起させる”シード(種)”を育んでいます。
(略)
まずは自分の心に「私の魂は何をすれば喚起するのか」と問いかけてシードの存在に気づくことです。そして、やりたいことのシードを見つけたら、毎日コツコツと水やりをしていくことです。
鶴太郎さんの半生を言葉で表すと、「一途」という言葉が合うでしょうか。
自分が本当にやりたいことを探し、それに向かって、その時その時に集中して脇目も振らず、一途に没頭していたら、上達していたという感じです。
やろうと思ったことはとにかく行動に移す、そのバイタリティ、決断力、行動力は素晴らしいですね。
のめり込む力が半端じゃないな、と感じ入りました。
努力を努力と感じないほどにのめり込む、夢中になる、気付いたらできていたという状態ではないでしょうか。
もちろん、身に付ける段階では、苦労を感じることもあったでしょうが。。。
そして。
のめり込む際のコツのようなものとして、
まずは、ものまねをしてみてはいかがでしょうか?
と言われます。
これは、(鶴太郎さんがされている)声帯模写をするという話ではなく、芸事・物事の型を真似るという意味です。
オリジナリティを追求するというよりは、先人が残した優れた型をまず真似ていく、修・破・離により様々な事を身に付けていったということなのだろうと思います。
気になった方は、ぜひ一読されてみるといかがでしょうか?