JR京都駅から程近い【西本願寺】や【幕末志士ゆかりの角屋】のご紹介 -リピーターのための、おすすめ京都の穴場ガイド-
今回は、京都駅から程近い【西本願寺】、そして島原にある幕末志士ゆかりの【角屋】などのご紹介をさせて頂きます。
まずは西本願寺です。
西本願寺は世界遺産ですが、案外、修学旅行などでも訪れられていない場所ではないでしょうか。まあ、檀家さんが訪れることが多いのだと思います。
西本願寺は、JR京都駅烏丸口(北口)から西北に600~700メートルくらいの場所にあります。
その広い境内には、多くの国宝、重文の建造物などがあります。ホームページには、国宝が11、重要文化財も11、記載されていますね。
西本願寺が東面する堀川通前には、重文の御影堂門や阿弥陀堂門などの立派な門があります。
そして境内に入ると、国宝の御影堂、阿弥陀堂があります。壮観です。
西本願寺の南に回ってみると、そこには唐門があります。
そして、堀川通りを挟んで東には、門前町ということで、仏具屋さんなどが軒を連ねています。
写真左は、総門です。こちらも重文です。写真右側は通りの様子です。
堀川通を歩いていると、ゆるキャラの「おりんちゃん」に遭遇しました。カメラを向けると、わざわざ立ち止まってポーズをとってくれましたよ。よちよちと歩く様が微笑ましかったです。
門前町の中にも本願寺伝導院というレトロな様式の建物があります。元は真宗信徒生命保険株式会社の社屋として明治28年に建立されたようですが、現在は僧侶の教化育成の道場となっているようです。こちらも重文です。
今回は、国宝、重文の紹介ばかりとなり恐縮ですが・・・私自身、久々に訪れてみて、このように多くの貴重な財産があることに驚きましたので、ご紹介させて頂きました。
さて、この西本願寺の界隈には、歩いて行ける名所が幾つかあります。
西に数百メートル向かうと。。。昔の花街だった「島原」があります。
今は、島原大門、輪違屋(置屋)、角屋(揚屋=料亭:現在は「角屋もてなしの文化美術館」)など、当時の面影を残すものはわずかとなっているようです。
こちらは島原大門です。
ここ島原は、新選組、幕末の志士たちの逸話でも有名な場所です。
角屋では、幕末に久坂玄瑞や西郷隆盛ら勤王の志士たちが密議を交わしたり、新選組が遊興した場所として有名です。新選組局長の芹沢鴨がここで暴れ、刀傷をつけた跡があったりもします。
島原から北へ歩くと、以前ご紹介させて頂いた八木邸や壬生寺など、新選組ゆかりの名所もあるため、幕末ファンの方には感慨深いのではないでしょうか。
また、島原から南へ行くと、順に、梅小路公園、京都水族館、(線路を渡って)東寺があります。
梅小路公園については、前回ご紹介させて頂きましたが、梅の花が綺麗ですし、隣接して京都水族館もあります。
また、東寺についても以前ご紹介させて頂きましたが、貴重な仏教美術・彫刻が保存されている見どころ満点の寺院です。
今回は、京都駅から近場の見どころについてご紹介させて頂きました。
京都駅ビル、ヨドバシカメラなどと併せて回ってみるのも良さそうですね!
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