石川丈山が風流な住居で、精神的に裕福な生活を送られたという【詩仙堂】 -リピーターのための、おすすめ京都の穴場ガイド-
さて、前回は、おすすめ紅葉スポットとして真如堂を挙げさせて頂きました。
今回はさらに、詩仙堂を挙げさせて頂きます。
詩仙堂は、江戸時代の武士であり、文人、煎茶の開祖でもある石川丈山が隠退した後、59歳の時に造営した山荘です。
正しくは「凹凸窠(おうとつか)」と言います。でこぼこの土地に建てた住居という意味です。後ほど写真でご紹介しますが、確かに山の側に巧みに建てられた山荘です。
また、現在は曹洞宗の寺院「丈山寺」です。
詩仙堂は、真如堂のさらに北、左京区の一乗寺にあります。
叡山電車の一乗寺駅からは600メートル程度東、白川通り沿いのバス停「一乗寺下り松」からは300メートル程度東ですね。バス停からは10分も歩けば到着します。
詩仙堂の入口はこのような感じで、風情があります。
詩仙堂の建物(嘯月楼、詩仙の間、書院など)からの風景です。
モミジに限らず、様々な木が植えてあるため、庭園が真っ赤に染まるというよりは、赤、緑のコントラストが綺麗!という感じです。
建物からは、履物を借りて庭先に出ることができます。
凹凸窠の名称の通り、庭先からなだらかな傾斜を通って、下に降りていきます。
庭先にはししおどしがあり、時々「コンッ」という音が心地良く響きます。
庭先から見た嘯月楼はこのような雰囲気です。
このような風流な間で、詩や書などに没頭しながら余生を送った石川丈山。
精神的に豊かな生活を送られたことが想像されます。このような豊かな生活を送られた石川丈山を羨ましく思えますね。
ちなみに、この界隈には金福寺、圓光寺、曼殊院など、名所が多くあります。
これらの名所は、同時に紅葉の名所でもあります。
一緒に巡ってみると良いでしょうね。
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