「ジャガイモ」と「ニンジン」の栽培中です。育てる上で【大切なポイント】について書いてみました。 -初心者向け、簡単にできる家庭菜園-
これまで、【ジャガイモ】と【ニンジン】にとって大切な作業をしてきました。
今回は、それら野菜を育てる上での大切なポイント(作業)について書かせて頂きます。
まずは、ジャガイモについて。
ジャガイモを育てる上で大切なのは、【土寄せ】です。
種イモを植えたときから順を追ってご説明します。
まずは植え付け前、種イモを半分に切り、3日くらい放置していました。少しでも芽を出させてから植えるためです。
そして、3月1日に種イモを植え付けました。
植付け後、1ヶ月以上経った4月10日前後にようやく芽が出てきました。
そして、いったん芽が出だすと、急速に生育しました。
4月25日時点ではこんな感じです。
雨が降った翌日に芽かきをするとやりやすいのですが・・・今年はなかなか雨が降らなかったので、待っていたため、少し大きくなり過ぎたかも知れません。
芽かきとは、1つの種イモから出てきた複数の芽を、2本くらいに減らす作業です。
根から芽を抜かなければならないのですが、この作業がかなり難しくて、今だに途中で芽が折れてしまう場合があるのです(その場合は、折れた芽の先に手を入れて、何とか根まで引っこ抜こうとします。それでも難しいです)。
芽かき後の様子はこんな感じです。
写真では少々分かりにくいかもしれませんが・・・
芽かき前後で畝の様子が少し違っていると思われませんか?
これが「土寄せ」です。
ジャガイモは、種イモより上に結実しますので、何もしないでおくと地上に実が出てくる場合があります。
生育中のジャガイモを空気にさらすと青くなってしまうため、根元を土で覆うことが必要となるのです。
ジャガイモの芽を埋めてしまうくらいの勢いで「土を被せる」と良いです。
土の面を10センチくらい高くするつもりでも良いのではないでしょうか。
そして。
土寄せ後、ジャガイモの芽と芽の間に肥料を蒔く(=追肥)ことも忘れずに行うと良いです。
その後、もう一度土寄せ、もしくは追肥するよう書いてある資料もありますが、我が家では今回の土寄せ・追肥で終える予定です。
※大雨で土がえぐれたら、もう一度土寄せが必要です。
次は、ニンジンについて。
これはもう、しつこくしつこく書いてきましたが、 ニンジンは、芽が出るまで十分に水を与えることが大切です!
芽が出たら、ニンジン栽培は「半分成功」という程です。
ジャガイモ同様に、種を植えたときから順を追ってご説明します。
雨が降った日の翌日(4月8日)、ニンジンの種を植えました。
ニンジンの種は、日光も必要らしく、浅めに植えます。
その後、それなりに雨の日はありましたが、例年より晴れた日が多かったので・・・
朝と晩の「1日2回」水をやりました。
とにかく、畝を乾かさないことが大切です。
良く晴れると、1日1回では畝が乾くことがあるので、朝晩たっぷりと水撒きしました。
その甲斐あって、種蒔き10日後くらいから、微かな微かな芽が出てきました!
100%近く芽が出てきました。
4月25日現在、こんな感じで、そこそこの大きさになってきました。
間引きはまだ先ですね。GW明けになるかな、と思います。
間引き終わった後は、基本的には雑草取りをするくらいですね。
ただ。
雨が続くような時、収穫が遅れるとニンジンが腐ってしまうことがあります。
今までに2回、そんなことがありました。収穫の時期と梅雨時が重なりますので、要注意です。
種蒔き後、90日くらいになったら、試し掘りしてみて収穫時かどうか確認することが大切です。
ジャガイモとニンジン栽培のポイントについては以上です。
最後に。
4月25日に、
ピーマン、ナス、ミニトマトの苗を植えました。
これらは、種で植えるととんでもない数になるので、家庭菜園では苗で買えば十分だと思います。
下の写真の左から、ピーマン2本、ナス1本、ミニトマト2本です。
今回は、2本買ったピーマンのうち1本はジャンボ・ピーマンとしました。もう1本は、名前を忘れましたが、普通の種類です。
そして、2本買ったミニトマトのうち1本は黄色いミニトマトです。もう1本は赤い実を付けるミニトマトです。
なお、ピーマン、ナス、ミニトマトは、すべてナス科の野菜で、4~5年連作が効かないようです。
このため、これら野菜は連作しないよう、まとめて1畝で場所管理するようにしています。
次の写真は、ミニトマトです。
花が咲いたものを買うと良いそうです。
また、風で倒れないよう、棒を立て、ひもで括りつける予定です。
※そう言えば、接ぎ木の苗ならば丈夫なので連作が効く、と店の方に教えて頂きました。
以上です。
春夏野菜の植付け、栽培は順調に進んでいます!
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☆ちなみに、家庭菜園での「おすすめの野菜など」については一連の記事となっています。よろしければご覧ください。
・ずぼらでもできる!家庭菜園でのおすすめ野菜!! -第1回-
・ずぼらでもできる!家庭菜園でのおすすめ野菜!! -第2回-
☆おすすめ野菜の詳しい【栽培の様子】【留意点】や【季節別おすすめ野菜】について書かせて頂いています!
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