メンタルハッカーのほっしーさんによる「うつ」への対処法は、日常生活でも参考になりますよ。

新卒サラリーマンとして就職後、長時間労働と合わない仕事・職場のため、うつ病となり、3ヶ月で退職(当初は双極性障害と診断されたそうです) 。

回復のために様々な対処法を試すと同時に、その状況をブログに書き続け、何と現在はブログ収入で生活されているというほっしーさん

 

今では仕事をされるようになり、今回ご紹介するうつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみたなる本を出版されました。

そしてこの本を出版するきっかけとなったのが、ツイッターで大反響だった「うつマッピング」です。

「うつマッピング」とは、横軸に「難易度」、縦軸に「うつに対する効果」を取り、ほっしーさんが試してみて効果のあった対処法を割り当てていったです。

こちらのリンク先(ほっしーさんのブログ)でうつマッピングを見ることができます。リンク先の下の方です。

 

本書では、各々の対処法について、より詳しい効果、手軽さ、おすすめ度、長所、短所などが、各々何ページか割いてしっかりと記述されています。

書かれている様々な対処法の中でも、「認知の改善」「他人との比較をやめる」「散歩」「読書」「ハーブティー」「趣味に没頭する」「You Tubeを見ること 」 辺りは、私自身が日常で実施して気分を転換する効果を感じているもの、もしくは今後取り入れていきたいなと思ったもの、です。

 

ほっしーさんは、ご自身を「メンタルハッカー」と名乗られているように、本書は、うつ病、双極性障害と診断された方はもちろん、日常でストレスへの対処をしたい方、日常的にストレスを予防したい方などにも、大いに参考になるのではないかと思います。

当然ながら、日常生活を送られている方も、ストレスレベルは千差万別なはずです。ストレス・ゼロとは限りません。病名を付けられた時点で、初めて病気への対処が必要となるわけではなく、「日常生活者」と「病名を付けられた方」のどちらでも相応のストレスを受けているはずなので、社会生活を送られるすべての方に参考になるかと思います。

それから。

ほっしーさんのツイッターには、本書うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみたを読んでみて、自身でもうつマッピングを作ってみた人々のが掲載されていますので、こちらも大いに参考になりますよ。ほっしーさんのご経験以外に、広く体験談に触れることができます。

興味を持たれたことはいろいろと実施してみれば良いと思いますし、あとがきで和田秀樹氏が書かれているように、ほっしーさんの体験談に留まることなく、医師や心理学者などが執筆された本で網羅的に知識を吸収することも良いと思います。

以上です。

☆社会学、心理学、哲学/宗教学、ライフスタイル系などの「おすすめ本」についてまとめています。よろしければご覧ください。

【目からウロコ】おすすめ本

 

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