7月14日:境港市の【水木しげるロード】がリニューアルされ、正式公開されます! 一足先に行ってみましたので、見どころをご紹介します。
2018年7月14日に、
境港市【水木しげるロード】のリニューアルが完成します!
ご存知の方も多いとは思いますが、
水木しげるロードは、漫画家の水木しげる氏が出生直後から少年期を過ごした「鳥取県境港市」に設営された、JR境港駅から続く約800メートルの通りのことをいいます。
1993年7月に誕生しましたので、今年で25周年となります。25周年を目指してリニューアルが進められていたのでしょうね。
通りには、妖怪ブロンズ像が177体もあるそうです。
こちらのホームページを見ると、全容がよく分かりますよ。
さて。
JR境港駅から順を追って、辺りの様子をご紹介しましょう。
まずは、JR境港駅です。
JR境線の最終駅である境港駅がこちらです。
駅の終端って、何とも言えない風情がありますね。
JRの駅とフェリー乗場(みなとさかい交流館)は隣接しています。
下の写真の左下がJRの駅で、真ん中の大きな建物がみなとさかい交流館です。
立派な立派なターミナルですね。妖怪巨大壁画が描かれています。交流館のなかには、サウナもありますよ。
駅のすぐ前には水木しげる氏執筆中の像があり、気分が盛り上がります。
通りの最初の辺りには河童の泉があったり、食事処が並んでいたり、
大正川を渡ってすぐの場所に、あの有名な鬼太郎、ねずみ男たちが歓迎してくれます。
かなり昔に訪れたときより、かなり歩道が広くなっていますね!
そして歩道には、いろんな妖怪ブロンズ像がありますよ。
具体的にどんな像があるかは、行ってみてのお楽しみです。
通りには、鬼太郎はじめ妖怪をアレンジした様々なお店があります。
そして、水木しげるロードのかなり奥まったところに、水木しげる記念館があります。
記念館前の広場には、実物大(着ぐるみですね)の砂かけばばあがポーズをとってくれましたよ。
水木しげる記念館は必見です!
一部写真撮影可能だったので、写真も交えながら説明させて頂きます。
まずは。
水木しげる氏の作品群の展示が印象的でした。
水木氏と言うと、鬼太郎などのおどろおどろしい画風が浮かびますが・・・じつはSF作品とか端正な画風の絵を多々残されています。
長い期間、デッサンの修行をされていますし、貸し漫画業をされていた時期は驚くほどの多作でしたので、その画力には確かなものがあるのですね。
さらには、水木氏の年表も印象的でした。長々と見入っていました。
まとめるとこんな感じです。
・水木氏が妖怪の世界に興味を持つきっかけになった、というより大きな影響を与えたのんのんばあとのエピソードも印象的でした。館の前には、のんのんばあの像もありますよ。
・何度も会社に就職しようとされていますが、すぐ辞めてしまったり、クビになることが多々あったようです。会社勤めには全く向いていなかったのですね。
・水木しげるの生涯では、やはり戦争体験が大きな影を落としていると言えます。氏の作品の何割かは戦争ものの漫画です。
・生涯を通じて、世界中を旅されています。84歳時にもパプアニューギニアに行かれていますね。すばらしい好奇心ですね。
こんな感じです!
水木しげるロードのご紹介でした。
夏のうちは結構暑いかもしれませんが・・・妖怪像のライトアップがあったり、水木しげる記念館が20時まで開館(7~9月)されているようなので、海水浴の帰りなど夕方に訪問されるのも良いかもしれませんね!
いかがでしょうか!
最後に。
境港市界隈の見所についても、他ブログ記事にまとめます。
ぜひ、ご覧ください!