テレビドラマ化されていない【半沢直樹】のもう2作品も楽しめますよ!

 

2013年にテレビドラマ化され大ヒットした【半沢直樹】

ご存じのとおり、池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」の2作品を元にテレビドラマ化されましたよね。

テレビドラマは面白く視聴させてもらいましたし、原作本も面白く読ませて頂きました。

特に、両者の設定が微妙に違っていて楽しめました。

 

さて、この半沢直樹の原作本って、さらに2作品ありますよね。

その2作とは?

ロスジェネの逆襲(2012年発刊)

銀翼のイカロス(2014年発刊)

です。

 

概要をかいつまんでご紹介すると、

まず「ロスジェネの逆襲」は、半沢直樹の出向先である東京セントラル証券が舞台です。

電脳雑伎集団(IT企業)による東京スパイラル(こちらもIT企業)の買収をめぐる驚くべき陰謀(思惑)に対し、半沢直樹らが立ち上がり、不正を暴くため奮闘するというストーリーです。

登場人物・会社が多くて、結構複雑なため、巻頭に人物相関図が付いていて、時たまそれを参照しながら一気に読んだ記憶があります。面白かったですねぇ。

 

そして、「銀翼のイカロス」は、そのタイトルとおり、航空会社を舞台とした物語です。

航空会社再建に関わり、政権交代したばかりの進政党所属の大臣、重鎮たち、大臣の私的諮問機関の理不尽な要求に対し、半沢直樹らが、銀行としての立場・筋を通すべく、対抗・対峙していくというストーリーです。

このシリーズって、だんだんとスケール・金額規模が大きくなっており、本作では何と、500億円の債権放棄という、とてつもないスケール感です!

まあ、本作最後辺りの、国会議員、マスコミらが一同に会する場に、東京銀行の頭取の代理として半沢次長が現れ、対峙する辺りのストーリーは、ちょっとリアリティが無いというか、普通、次長が代理として表に出ないよなぁ、という気もしないではありませんけど・・・

それでも、ストーリー展開が面白くスリリングで、こちらも一気に読み進みました。

また、今回の2作品も銀行・証券が舞台だけあって、金融知識が結構付きますよ!

 

こんな感じですね。

2作品とも面白いので、ぜひドラマ化して欲しいなぁと思います。

チラホラと、テレビドラマ化が難航しているという噂を聞きますけど、、、ぜひ見てみたいですね!

 

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