いったい何者なのか?定住先を持たず、海外などを転々とする【高城剛】氏の多彩な視点からの著書が面白い! -多動日記、白本、黒本-
以前、高城剛さんの「世界はすでに破綻しているのか?」という本のご紹介をさせて頂きました。
世界中を旅する高城さんが、近年財政破綻した国々を訪ね、人々の暮らしぶりを書き記してくださった本ですね。日本の未来がよく見えない中、興味深く拝読しました。
さて、その高城剛さん。世界中を旅されていますが、一体どうやって食べていらっしゃるのか?
その全容について、今もって私はよく分かりません。
文章の端々から、オンライン・サロン(インターネット上の有料コミュニティ)やビジネス・コンサルタントなどをされていることが伺えますね。これら職業ならば、会社に常駐する必要はないため、やっていけるでしょうね。
そして多分、普通の紙の本、Kindle本(電子書籍)でも結構な収入を得ていらっしゃると思います。全くもって下世話な話ですけど。
特に、安価で読み放題などでも読めるKindle本を、結構な数出版されていますね。
そしてこの高城さんの本、世界中を飛び回っているだけあって、視点が多彩で新鮮で面白いのですよ。
例えば、「多動日記(一)「健康と平和」: -欧州編- 」というKindle本。
堀江さんも「多動力」という本を書かれていて、動き回るご自身のこと、その意義などについて書いていらっしゃいましたが、高城さんもまあ、いわゆる多動性なのでしょうね。本人が仰っているように。。
2時間も映画館に座っていられない、45分間仕事をしていたら飽きるとか、ウロウロと動き回っていたいので始終旅行に行っていると仰っています。
私が読んだ多動日記の第1巻では、ヨーロッパの国々を旅されていますねぇ。アテネ、ローマ、ナポリ、ロンドン、バルセロナ、ベルリン、パリなどなど、それぞれ2~5日くらいずつ滞在しながら、カフェで仕事の原稿を書いたり、町中を走ったりしながら過ごされています。
う~ん、私だとちょっと忙し過ぎて落ち着かない気もしますけど・・小さな荷物で街から街へと旅する姿は、究極のノマド(本田直之さんは、モバイル・ボヘミアンという言葉を使われています)と言えますね。今は、LCC(格安航空会社)網が発達し、どこでもWiFiがあるのでますます環境がよくなっていますからね。
こちらは、メルマガ「高城未来研究所フューチャーリポート」の中の、読者とのQ&Aコーナーを編集したものです。各々3巻ずつ出ているので、結構な量ですよ。
全てをここで取り上げることはできませんが、
2017年・2030年はどんな年になっている?などの未来予想から、健康(ご本人曰く、健康オタク)について、顧客の集め方・外国語の習得法・コミュニケーション法・仕事のやりがい論などの仕事関係、個人的な悩みに至るまで、多種多様といった言葉がぴったりの、多くの質問と回答が示されていますね。
時にユーモアを交え、時に本質的な視点から書かれていて面白いですよ!
今回は、あまり具体例の無い、感想っぽいブログになりましたね。
まあ、高城さんご自身が多彩、多様すぎて、私自身が高城さんという人物を全く把握できていないからかもしれませんね。
一つのことを深く掘るというより、多くのことを並行して行うというライフスタイルなので捉え切れない、という言い方もできそうです。
とは言え、高城さんの本は、ユニークで自然体で面白い視点から、読むことができると思いますので、ご興味を持たれた方はぜひ、一読されてみると良いと思います。