鈴虫説法、風流なお庭など:多くの見所がある【鈴虫寺】は、特に女性に人気ですね。 -リピーターのための、おすすめ京都の穴場ガイド-
今回は、【鈴虫寺】についてご紹介します。
【鈴虫寺】の正式名称は【妙徳山 華厳寺】です。
元々は、その名のとおり、華厳宗の再興のため鳳潭上人によって1723年に開かれました。そして現在は、臨済宗の寺院となっています。
鈴虫寺は、京都市西部:嵐山、松尾大社の近くにあります。
近く、といっても・・・電車で行く方には少々大変かもしれませんね。
阪急嵐山線の松尾大社駅と上桂駅を底辺とする三角形の頂点の位置にあると言ったら良いでしょうか。
阪急嵐山線に沿って歩いた後、山の方に向かって結構歩くのです。
2キロくらい歩きますかねぇ。。。
自動車で来られる方が多かったりします。
私は、松尾大社駅から南に歩いて行きました。そしてその後は、川沿いを歩いていきました。
こんな感じで、要所要所に案内板がありますので、まあ、迷わずに行けると思います。
鈴虫寺は、普通の民家や畑のある辺り、小高い山の中腹にあります。
さて、
鈴虫寺の見所はバラエティに富んでいると思います。
境内はそれほど広くありませんが、効率的に観光客の方が回ることができるようになっているなぁ、と感じました。
鈴虫説法、説法時のお菓子、鈴虫の鳴声、風流なお庭(庵)、京都市内の眺望、地蔵菩薩への祈願など次々と堪能できるのです。
順序立てて、その様子をご紹介しましょう。
80段ほどの階段を上がると説法のお部屋に案内されます。説法の時間が30分ごとにあるので、当日は階段の一番上の辺りまで人が並んで待っていました。
部屋に入ってみると。
200人くらい入る部屋は、鈴虫の鳴声で心地良い雰囲気でした。また、平日にもかかわらず満員でした。
説法の方(住職さん?)は、話がお上手ですねぇ。
大きな身振り・手振りを交えながら流暢に、鈴虫寺の見どころ、講話などを聴かせて頂けます。
お菓子やお茶が振舞われるのもうれしいですね。
説法が終わると、次はお庭へ行くこととなります。庭には、私の大好きな風流な庵があります。つつじ(だったはず)も見頃でした。
鈴虫寺は小高い山の中腹にあるため、お庭から京都市内が一望できます。夜景が美しそうですね。
お庭を回った後は、幸福地蔵菩薩にお参りします。一つだけ願いを叶えに来てくださるお地蔵さんとして有名です。
以上です。
タイトルにも書かせて頂きましたが、この鈴虫寺、女性客、それも若い方が多いなぁ、と思いました。
多くの寺院は男女半々くらいですが、この鈴虫寺は8割近く女性だったような気がします。
ご興味を持たれた方は、ぜひ参拝してみてください!
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