待望の「新CPU:Atom X5-Z8500、メモリ4GB」搭載の、安価なスティックPCが発売されました!
つい最近、どうしても仕事用にパソコンが必要となりました。
そのパソコンの用途は限られたソフトウェア(Webソフトウェアです)を動かすことです。
安価に抑えたく、かつ省スペースとしたかったこともあり、今回もスティックPCの利用を検討しました。
つい最近、ドスパラからDG-STK4という最新スティックパソコンが発売となっていましたので、この製品の購入を検討してみることにしました。
まずは、最新スティックPCのスペックについて書いてみましょう。
機種名 DG-STK4
CPU Atom X5-Z8500 クアッドコア、1.44GHz
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
WiFi 802.11 ac/a/b/g/n
USB 3.0×2
OS Windows 10 Homeインストール済
サイズ 123×59×22mm
重さ 95グラム
価格 21,111円(税別)
CPU、メモリとも強化され、21,111円というリーズナブルな価格です。
ストレージがもう少し大きければ素晴らしかったのですが・・・ いつかはそんな機種も出てくるでしょうね。
性能比較
CPU別にスティックPCの仕様を比較してみます。
Z3735を使用した普及版、x5-Z8300を使用した中間版(今は生産中止となった、幻のSG-STK2S)と、今回の新機種を比較するとこんな感じとなります。
※別メーカーよりCore M3版のスティックPCも発売されているのですが、価格が4.5万円くらいで高価なので、ここでは割愛します。
普及版 | 中間版 | 新機種 | |
CPU | Atom Z3735F | Atom X5-Z8300 | Atom X5-Z8500 |
ベンチマーク(passmark) | 910 | 1200 | 1705 |
メモリ | 2GB | 2GB | 4GB |
ストレージ | 32GB | 32GB | 32GB |
WiFi | 802.11b/g/n | 802.11 acなど | 802.11 ac/a/b/g/n |
USB | 2.0 | 3.0 | 3.0 |
OS | Win8/10など | Win 10 | Win 10 |
製品価格帯 | ~10,000円 | 20,000円近辺 | 21,111円 |
最新スティックPCを仕様面などから見て、期待する点、気になる点は次のとおりです。
気になる点については、使ってみてから、さらに詳しく書かせて頂きたく思います。
新製品への期待
・かなり性能アップしました。
最新CPU:Atom X5-Z8500を使用した最新機種は、ベンチマークでは
普及版の倍近くになっており、グラフィック機能も向上しています。
また、メモリが4GBとなっていることも大きいですね。それから、
外付けとなった大きなアンテナにより、ネットワーク性能の期待大ですね。
私が持っているドスパラ:SG-STK2では、高精細動画
(HD動画:720P,1080Pなど)でコマ落ちすることがあったり、
快適にWeb閲覧をできるタブ数が4枚くらいでした。
高精細動画閲覧や、Web閲覧が快適になることが期待できます。
・2万円強の手頃な値段が魅力的です。
このように性能アップしているにもかかわらず、手ごろな値段が魅力的です。
気になる点
・結構、大きくなりました。
とは言え。私の場合、大きな液晶モニターの後ろに置くので、
小さい方が良いとは言え、これ位ならば全然問題なしです。
・ストレージ容量が32GBで、小さ目です。
前述の通り、ディスク容量は大きくなりませんでした。
マイクロSDを差し込んでディスク容量を増やしたり、
DVD装置、バックアップ用ハードディスクなどをUSBポート経由で
接続することも可能なので、今後、試してみたいと思います。
また、いろいろと調べてみると、大きなOSアップデートの際は、
20GBくらいの空きが必要らしいので、これはちょっと心配です。
・冷却性能、ファンの音はどうなのか。
CPU性能が上がっていますので、発熱も気になります。
また、冷却に伴い、ファンの音も気になるところです。
スティックPC購入後の、開梱・セットアップの様子や、使用感については、次回以降に書かせて頂きます!
ドスパラ:DG-STK4に関する記事はこちらです!
・待望のスティックPC:DG-STK4が発売されました! ←本記事
・スティックPC:DG-STK4をセットアップしてみました!
・スティックPC:DG-STK4を1週間使ってみました!