自然に囲まれた広い広~い境内に、多くの建造物が点在する【醍醐寺】 -リピーターのための、おすすめ京都の穴場ガイド-
さて本日は、京都市街地から少し郊外にある
「醍醐寺」をご紹介します。
醍醐寺は世界遺産認定されている有名なお寺ですが、京都市街から少し離れているため、初めての京都観光ではあまり訪問されないかもしれません。
と言いながらも・・・
醍醐寺へは地下鉄東西線や京阪バスで行くことができますので、それ程行きにくい寺院ではありません。
地下鉄醍醐駅からは、徒歩10分くらいでしょうか。
住宅街を進んで、最後に左に曲がります。
左手に一軒家群、右手にマンション・アパート群という感じの綺麗に整備された道を進みます。
さて、醍醐寺のご紹介に移りましょう。
醍醐寺は、醍醐山全体を「上醍醐」として、874年に開山されました。
その後、諸々の寺院等が建立され、951年に「下醍醐」が完成したようです。
真言宗醍醐派の大本山です。
このような経緯もあるからか、醍醐寺は山の麓、自然に囲まれた中に建物が点在する、という風情です。とにかく、境内が広いです。
先ほどの道を歩いていくと、まずは醍醐寺の総門が見えてきます。
総門を通り過ぎると左手に国宝の「唐門」が見えます。
この道をさらに真直ぐに進むと「仁王門」が見えてきます。
ちなみに、仁王門から先が有料となります。
総門から仁王門までもそこそこの距離がありますが、境内も広いです。
広~い境内を進むと、右手辺りに醍醐寺の代表的建造物と言える「五重塔」が見えてきますね。
醍醐天皇のご冥福を祈るため、皇子達が建造したもので、京都府下で最も古い木造建築物です(951年完成)。国宝です。
その左手には、醍醐寺の中心のお堂とも言える、金堂があります。こちらに安置されている薬師如来座像が、この醍醐寺のご本尊です。この建物も国宝ですね。
さらに奥に進むと、明王を奉安する不動堂があります。
弘法大師とその孫弟子の理源大師を祀る祖師堂や修業道場(旧伝法学院)、弁財天を祀る弁天堂などの沢山の建物が自然の中に点在しています。
このような自然の中で修行すると、行が進むなぁ、と思いますね。
なお、残念ながら、山道を登る「上醍醐」には行けませんでした。
入山受付をして、午後5時までに帰ってこなければいけない、ということなので、結構時間に余裕がないと難しいですね。
醍醐水という霊水を飲んでみたかったのですが。。。またの機会としましょう。
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