行動することでアイデンティティを確立していく2 -キャリアチェンジのための型破りな戦略-

 

さて、昨日に引き続き

ハーバード流 キャリア・チェンジ術のお話をさせて頂きます。

 

昨日は「行動することで、可能性自体も変化していく」という

話を紹介させて頂きました。

 

では、どのように行動するか。

 

すべてを書くわけにはいきませんので

今回は代表的な二つをピックアップしましょう。

 

一つ目は。

まずは試してみる、ということです。

本当の自分を見つけようとするのはやめる。

「将来の自己像」を数多く考え出し、そのなかで

試して学びたいいくつかに焦点を合わせる。

行動すれば自分の言動から自分を理解する

機会が得られるし、学ぶたびに予想を修正できる。

行動しないと逆に、自分が見えなくなってしまう。

 

どの選択肢を試すかはほとんど問題ではない。

たとえば新しい仕事の計画を実行しはじめる、

学校の夜間コースに通うといった小さな一歩が

流れを促し、すべてが変わっていくこともある

仕事とは違った世界のセミナーに参加する、夜間大学院に行く、

副業を行う、など様々な選択肢があります。

小さな一歩でも構わないので、とにかく一歩目を踏み出すということです。

 

もう一つは。

人間関係を変える、ということです。

仕事以外にも目を向けたほうがいい。あんなふうになりたいと思う人や、

キャリア・チェンジを手助けしてくれそうな人を見つけだす。

だが、そうした人をこれまでの人間関係から探そうと考えてはいけない。

いまもっているネットワークの外にアンテナを突きだすようにする。

めざしたいものを気づかせてくれる人、別の働き方や生活様式の実例を

見せてくれる人など、手本になる人を見つける。

ということですね。

 

さてここで、この本でも触れられていますが、経営学の組織行動論でも

言われている有名な説を紹介します。

その説は、1970年代にマーク・グラノヴェターという社会学者の方が

提唱されたのですが、キャリアチェンジ、仕事を見つけるにあたり、

「ほとんどの人が、個人的な人間関係を通じて仕事を見つける」

ということなのです。

もっと言うと「その人間関係は友人や家族や親しい同僚ではなく、

それほど親しくない知人だったのです。

 

このことは、いわゆる「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」

つまり「弱い結びつきの知り合いを通じて仕事が見つかる」という

話なのですが、考えてみると一理あると思います。

 

要するに、強い結びつきの友人同士だと、同じような価値観にしか

触れていない、ということで新しい世界(仕事)を知らない、

それどころか、一番の理解者は助けとなるより妨げ(引き留められる)

にさえなる、可能性があるということなのですね。

 

他にも多くの実例が紹介されており、今まで書かせて頂いたような内容や

その他の内容が多く盛り込まれています。

が、ご紹介はこれくらいにさせて頂きます。

 

それから、この本で紹介されている実例について、

大学教授、経営コンサルタント、投資銀行家など

世間的に言ってすごい経歴の方ばかりが掲載されており、

しかもアメリカなどの事例なので、

自分とは関係ない世界だ、と思われるかもしれません。

実際にアマゾンの書評でもそのように書いてあります。

 

確かにそのような事例が盛りだくさんですけど、

それでも、我々にも応用できる事が多々ある、と思います。

手に取って読んでみると分かると思います。

 

 

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