中国やまなみ街道を南へ走った後は(1) -日本遺産になった尾道市はいかがでしょうか-
やまなみ街道の一番南側の「尾道市」。
尾道市はこの度、日本遺産に認定されました。
さてさて、「日本遺産」とは何なのでしょう?
「日本遺産」とは、文化庁により平成27年度から認定され始めた制度
であり、文化庁のホームページによると以下のような内容です。
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語る
ストーリー を「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに,
ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を
地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内外に戦略的に
発信することにより,地域の活性化 を図る。
【文化庁ホームページアドレスより】
(http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2015042401.pdf)
ストーリー?
当初、何だかよくわからない表現だと思いましたが、
要は、「地域特有の文化・伝統を(ストーリーという)言葉で語ることで
各々の地域を世界に向けて発信する取り組み」と言えるでしょう。
2020年の東京オリンピックに向けて100件程度を認定する予定で、
本年度はまず、18件が認定されたということです。
中国地方界隈では、鳥取県の三朝、島根県の津和野、四国4県の四国遍路
が認定されたようです。
ちなみに、尾道市のストーリーは以下のとおりです。
≪尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市≫
〈ストーリーの概要〉 尾道三山と対岸の島に囲まれた尾道は,
町の中心を通る「海の川」とも言うべき尾道水道の恵みによって,
中世の開港以来, 瀬戸内随一の良港として繁栄し,人・もの ・財が
集積した。 その結果,尾道三山と尾道水道の間の限られた生活
空間に多くの寺社や庭園,住宅が造られ,それらを結ぶ入り組んだ
路地・ 坂道とともに中世から近代の趣を今に残す箱庭的都市が
生み出された。 迷路に迷い込んだかのような路地や,坂道を抜けた
先に突如として広がる風景は,限られた空間ながら実に様々な顔を
見せ,今も昔も多くの人を惹きつけてやまない。
【文化庁ホームページアドレスより】
(http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2015042401.pdf)
尾道は、山、坂道、港、寺社などが混在する雰囲気の良い街ですよ。
尾道の様子については、次の記事に掲載します。
【お知らせ】
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