中国やまなみ街道を北へ走った後は! -出雲観光もおすすめです-
広島県より「中国やまなみ街道」を北へ走った後は、松江市内観光できますが。
出雲観光もおすすめです!
三刀屋木次ICを降りた後、国道54号を北へ行き、国道9号線に出ます。
そして、国道9号線を西に進むと出雲市街地です。
さらに国道9号から、北西へ進むと。
そこは、出雲大社です。
国道9号沿線には、あちこちに標識がありますので、
出雲大社へは迷わずに行けると思います。
こちらは、出雲大社の鳥居ですね。
こちらの木製の鳥居から入らせて頂きます。
途中が下っている参道を進みます。
ゴールデンウィーク(GW)なので、結構な人出でした。
こちらが拝殿となります。
平成の大遷宮中(ご本殿の大屋根などの葺き替え中)は、
こちらが大国主大神の御仮殿(仮住まい)となっていました。
ご本殿前ですね。
平成の大遷宮に関する説明の看板もありました。
出雲大社の大遷宮は、60~70年で行われます。
大遷宮では、ご本殿の建て替えではなく、大屋根の修理などが行われました。
参道の横では、神楽の奉納も行われていました。
さてさて、出雲大社にお参りした際は、ぜひとも隣接の
島根県立古代出雲歴史博物館も訪問してください!
常設展でのテーマは様々ありますが、ここでは2つピックアップしてみます。
・出雲大社の神殿の謎
・弥生時代の青銅器(銅鐸、銅矛、銅剣など)
まずは、出雲大社の神殿の謎について
驚くことに、平安時代の「高い建築物ベスト3」は、高い順に、出雲大社、
東大寺大仏殿、平安京の大極殿だったそうです。
でも、現在の出雲大社は、東大寺大仏殿よりかなり低い建造物ですよね。
それにもかかわらず、出雲大社が一番高い、と言われていたということは、
当時の出雲大社がいかに高かったかということです。何と、鎌倉時代までは
今よりずっと高い建造物だったようです。
展示されているのは、平安時代の出雲大社本殿模型(想像図?)ですね。
高さは何と48mあったと言われています(現在は、24m)。
そして、出雲地方では、弥生時代の
青銅器が大量に発掘されたことでも有名です。
具体的には、島根県下の加茂岩倉遺跡、荒神谷遺跡で銅鐸、銅矛、銅剣などが
大量に発見されました。
館内は、フラッシュ撮影でなければ、写真撮影できるのですが
まあ、館内写真掲載はやめておいて、リンク先の写真を見て頂きましょう。
大量の銅鐸、銅矛、銅剣が展示されておりその様子は「壮観」という言葉が
ぴったりかと思います。見ごたえ十分です!!
また、各々に書いてある説明文をじっくり読むことで、当時の風習、近隣諸国
との関係性などの知識もついてきます。
その他にも、出雲風土記、出雲神話の映像、土器、江戸期や明治期の資料等
もありますので、十分に堪能するには、余裕で2,3時間はかかるでしょうね。
さらには。
出雲大社から8kmほど北西に行ったところに、
日御碕(出雲日御碕灯台)があります。
高さ43.7m、世界の歴史的灯台百選にも選ばれているそうですよ。
灯台内部にらせん状階段があり、灯台上部の展望台に上がることも可能です。
また、出雲大社から日御碕に移動する間の海岸の風景も絶景です。
最後に。
松江市から出雲市にかけて、広大な平地が広がっています。
写真では伝わり切らないのですが・・このような感じの雄大な景色が続いています。
気持ちの良い景色、神社、灯台など、やまなみ街道経由で島根県に訪問する方は、
ぜひ行ってみて頂ければ、と思います!
【お知らせ】
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