もはや文化遺産! 手塚治虫の漫画「火の鳥」「ブッダ」 (おすすめ漫画)
先日の記事で、「漫画は、電子書籍で購入するのに向いている」と書きました。
ということで、本日から、幾つか読んだ漫画の中で「おすすめ作品」を紹介します。
本日紹介するのは、手塚治虫氏の漫画です。
手塚氏の漫画は、もはや文化遺産と言っても良いのではないでしょうか。
手塚治虫氏は、1928年大阪に生まれ、医学博士でもある、という異色の経歴を持った人で、漫画界の草分け的な存在です。
手塚氏の漫画は、計り知れないほどの多くの漫画家、アニメーション監督に影響を与え、代表的な作品も数え切れないほど存在します。
多くの作品の中、ここでは以下の2作品をピックアップしてみました。
いずれも、Kindleで読むことが可能です。
まず、一つ目は「火の鳥」です。
この漫画におけるテーマは、生と死、不老不死、輪廻転生などです。
弥生時代から室町時代などの過去を舞台にするかと思えば、未来の科学文明社会を舞台にしたり、近畿、鎌倉、奥州、宇宙に至るまでの様々な場所で、宗教的、医学的、歴史的な膨大な知識や知見を元にして縦横無尽にストーリーが展開します。
とにかく、その壮大さ、壮観さ、スケールの大きさに圧倒されます。
このような壮大な作品が生み出されたことに驚嘆します。
さらには、そのような重く壮大なテーマの中に、随所で赤塚不二夫のギャグが取り上げられるなど、適度な柔らかさも兼ね備えています。
このような大きな話をした後、せこい話になり恐縮ですが・・・
この「火の鳥」は全16巻、単価が216円~270円となり、かなり安価に手に入ります。全巻購入しても4300円程度なので、ぜひご検討ください(リンク先は全巻です)。
そして、手塚氏のもう一つの作品は「ブッダ」です。
仏教の開祖であるゴーダマ・シッダールダ(釈迦)の物語ですね。
幾人かは手塚氏が創造した架空の人物もいるようですが、サーリプッタ、アーナンダ、ダイバダッタなどブッダの実弟子たちが登場し、釈迦の誕生、出家、苦行、悟り、伝道、入滅までの生涯を、当時のバラモン教の状況、人間釈迦の葛藤などを含め、生き生きと描いています。
一般本を読むことで釈迦について学ぶことは可能ですが、手塚治虫氏のこの本によっても十分に釈迦について学ぶことができるのではないかと思います。
手塚氏の作品では、この他にも鉄腕アトム、ブラックジャックなど有名作品がありますね。
先日のヘミシンクセミナーでは、「きりひと讃歌」という作品が良かった、という話もお聞きしましたので、今度読んでみたいと思います。
ぜひ、手塚治虫氏の作品を手に取ってみては、いかがでしょうか!
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