尾道ベッチャー祭りでは、ぜひ最終の「一宮神社」での行事を観ましょう!
今年は、
尾道市の秋のお祭りである【ベッチャー祭り】について、ちょっと違った角度からのご案内をします。
と言いながら。
私自身も良く知らなかったのですけどね。。。
まずは、ベッチャー祭りの概略についてご説明します。
ベッチャー祭りは、広島県尾道市の吉備津彦神社(一宮神社)で、毎年11月1日から3日まで開催されるお祭りです。
1807年、尾道市に疫病が流行した際、病魔退散のお祓いをしたことが、その起源です。
11月3日には、御神輿とともに、ベタ(武悪)、ソバ(大蛇)、ショーキ(天狗)の三面の鬼神と獅子頭が、尾道市街地を渡り歩きます。
早朝に一宮神社を出発し、午前中は西部を中心に、午後には東部を練り歩きます。
明るいリズムに、思わず気持ちが浮き浮きとしてきますよ!
昨年以前に写した、
ベタ、
ソバ、
ショーキ、
の様子がこちらです。
さて今回は、11月3日、街中を練り歩いた後、夜6時過ぎに一宮神社での神輿、面太鼓の共演の様子をご紹介したいと思います。
実は私も、こうして最後まで見たのは初めてなのですが、いや~素晴らしかったです!
平凡な表現で申し訳ありませんが。。。
さて、夜6時頃、尾道市東側の長江口辺りを歩いてみると、、、
もう既に露店は撤収作業中でした。
さらに西に歩いて郵便局辺りに行ってみると、そこは露店をやっていました。
が、人通りが少ない!
そこでもうちょっと歩き、一宮神社の麓にある「御旅所」辺りに行ってみると。。。
そこには多くの人がいました!
ベタ、ソバ、ショーキを写そうにも、人が多すぎて、頭の辺りしか写りません。御神輿も上の方が写るくらいでした。
その際気付いたこととして、尾道市商店街(アーケード街)にお祭りの一団が来る際、あまり広くない道に人が密集しますので、、、
ベタ、ソバ、ショーキに突かれたい方は、もっと東の方の久保・尾崎地区を練り歩いている時など、本通りより他の場所を練り歩いている時の方が良いような気がします。
まあ、そちらもそれなりに混んでいますけど、どこかには広い場所がありますので、そんなところで待っていると良いでしょう。
話を戻すと。
夜6時を過ぎ、6:20頃でしょうか、ベタ、ソバ、ショーキやお神輿が一宮神社の方に上がっていきました。
幻想的な光景だと思われませんか?
そして。
ここからが見応え十分でした!
ベタ、ソバ、ショーキが太鼓をたたき始めたのです。
3体の息がぴったりと合っていて、そして見ている観客である私たちとの一体感もあり、見応え十分の競演でした。
結構な距離があったため、少しボケ気味の写真ですが。
それから、いったん門の辺りまで登った御神輿が、階段の中ほどまで降りてきたり、また門のところまで登ってきたりを、何往復か繰り返してくれました。
こちらも見応え十分でした。
参考までに、昼間に一宮神社に行った際に写した階段の様子がこちらなので、かなり急な階段ですよ!
こんな急な階段を、右や左に巧みにズレながら神輿が上がっていきます。
ちなみに、私たちは、JRと国道を挟んだ向こうから眺めています。
眺めること数十分、ついには神輿は登り切り、門の向こうに消えていきました。
が。
まだ、ずっと威勢の良い掛け声が聞こえ続けています。
なので、今度は一宮神社の方に上がってみたのですけど、人が多すぎて入ることはできませんでした。。。
きっと、御神輿、ベタ、ソバ、ショーキ、獅子頭で競演しているのだと思います。
また来年以降、観に行ってみたいですね。
以上、今回は「ベッチャー祭り」をちょっと違う角度からご紹介してみました。
ベッチャー祭りは、ベタ、ソバ、ショーキに突かれる以外にも見応え十分なので、日程が合う方は、ぜひ観に行ってみてください!
私は、時間が合えば、上記のとおり、お祭りの最後の様子や、11月1日、2日辺りの様子も観てみたく思います。