成人・壮年にこそ読んでもらいたい! おすすめの漫画:7選!
今までに、漫画に関するご紹介記事を幾つか書いてきました。
今回は、私が読んできた漫画の中で、
【おすすめの漫画】を「7作品」ご紹介させて頂きます!
順不同です。先にご紹介させて頂いたからと言って一番という訳でなく、同等のおすすめ度ですよ。
それでは始めます!
【火の鳥】
手塚治虫先生の超大作ですね。
この漫画におけるテーマは、生と死、不老不死、輪廻転生などです。
弥生時代から室町時代などの過去を舞台にするかと思えば、未来の科学文明社会を舞台にしたり、近畿、鎌倉、奥州、宇宙に至るまでの様々な場所で、縦横無尽にストーリーが展開します。
とにかく、その壮大さ、壮観さ、スケールの大きさに圧倒されますよ!
【ブッダ】
仏教の開祖であるゴーダマ・シッダールダ(釈迦)の伝記とも言えますね。
中には手塚氏が創造した架空の人物もいるようですが、サーリプッタ、アーナンダ、ダイバダッタなどブッダの実弟子たちが登場し、釈迦の誕生、出家、苦行、悟り、伝道、入滅までの生涯を、当時のバラモン教の状況、人間釈迦の葛藤などを含め、生き生きと描かれています。
多分、手塚先生ご自身でもかなりの時代考証をされているに違いないと思います。
【アドルフに告ぐ】
この漫画の主な舞台は、第二次世界大戦時代です。
かの独裁者を含めて、アドルフと言うファーストネームを持つ3人の男たちの物語です。
ドイツ特派記者の峠草平氏も絡めながら3人のアドルフが戦争の混乱、民族間の葛藤に巻き込まれていく様子を赤裸々に語ります。
その臨場感に引き込まれます。
【あしたのジョー】
スポーツ物の漫画には、多くのおすすめ作品があるのですが、、、頑張って1作品だけ選んでみました。
それが、この「あしたのジョー」です。
東京のとある街に流れ着いた矢吹丈(ジョー)が、元ボクサーの丹下段平と出会い、やがて一流のボクサーとなって行く物語です。
力石徹との対戦と悲劇、カーロス・リベラとの死闘などを通じて人間としても徐々に成長していく姿は、スマートなどとは程遠く、時に打ちのめされ、時に這いつくばって、泥臭くもありますが、人間味あふれる素晴らしいストーリーだと思います。
【宇宙兄弟】
幼少時代、空(UFO?)を眺めながら宇宙飛行士になるという約束を交わした兄弟。
2025年、弟の日々人は約束通り、月面への旅を成し遂げます。一方で、兄の六太は、会社をクビになるなど夢をあきらめ、くすぶり気味の状態でした。
そんなある日、弟の日々人から「2006年7月9日に記録したテープを聞いてみて」というメールをもらった六太は、テープを聞き改めて昔の約束を思い出し、一念発起、兄弟そろっての宇宙飛行士への道を歩むことになります。
この漫画では、宇宙飛行士の選抜試験、人間関係などの様子がリアルに描かれている点が素晴らしいですね。
【重版出来】
この作品では、漫画雑誌の編集部の新米記者:黒沢心が主人公です。
主人公の黒沢さんを取り巻く編集部の上司・同僚、他部署の人々、漫画家、アシスタント、製版業者、本屋さんなど、登場人物のキャラがしっかりと際立っており、個々人が抱える背景・物語、悩みなどがしっかりと描かれています。
「漫画編集部の日常」という、一見、ストーリー展開するのが難しそうな舞台設定ですが・・・ いや、そのような身近な環境だからこそかも知れません、
登場人物の心境、大切にしたいことなどが臨場感・親近感をもって表されており、グイグイと読み進められます。
【サラリーマン金太郎】
原作者の本宮ひろ志氏の漫画の多くはそうなのですが、熱い思いとか人と人との絆・友情などが描かれることで、読み終わった後、気持ちがスッキリとすると同時に、自身のスケールが大きくなったような感覚になります。
任侠映画を見たときに、自分が任侠の人になったような気持ちになるのと似ているかもしれませんね。
超金持ちの人、財界人、ヤクザの親分、アラブの富豪など、金太郎の人徳により、あり得ない人と知り合ってしまう点は浮世離れしているような気はしますが、それでも感情移入して読んでいました。
私は、会社員時代によくこの漫画を読んでいて、力をもらったり、気分転換になっていたような気がします。
以上、7作品についてご紹介させて頂きました。
特に成人、壮年の方におすすめの漫画です!
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