姫路城はもちろんですが、姫路市商店街も興味深い! -姫路市探訪記-
先日、ふと姫路市に寄る機会がありました。
姫路市と言えば、世界遺産の姫路城が有名ですね。
姫路城は近年大修理を行っていました。大修理は、2009年10月に始まり、2015年3月に終了しました。屋根修理や漆喰の塗り替え、床などの補強を行われたようです。姫路城の大修理は完了しましたが、上記左側(上側?)写真の左端にあるように、「リの一渡櫓」や「ぬの門」と呼ばれる辺りは、現在工事中のようです。
皆さんがお気づきの通り、修理前のお城と比べ、全体的に白っぽくなりましたね。けれども、こちらの方がオリジナルのお城の色なのだそうです。
姫路城は、JR姫路駅の北にあります。距離は2km程度でしょうか。徒歩20分とありますね。JR姫路駅から一直線に姫路城が見える風景は、なかなかの感動です。夜間だとこんな感じです。右側の方が大きめに城が写っています。左側の写真は駅北側2階の踊り場(?)から撮っていますので、上下に木の屋根と床が見えています。
姫路城天守閣内はもちろん楽しめますが、姫路城周りの公園を歩いてみるのもなかなかのものです。天守閣の正面下辺りは紅葉真っ盛りでした。12月上旬でしたが丁度見頃で、もう1週間は楽しめるのではないでしょうか。また、桜の木も多くありますので、春になると綺麗ですよ。
城下の広い公園辺りには、なぜか猫が多くいました。
ここまでは、姫路城のお話です。
ここからは。
JR姫路駅から姫路城へ歩いていた際、ちょっと気付いたことがあったので書かせて頂きます。
上の写真にあるJR姫路駅から姫路城へ向かう一直線の道の「東側」に2本、並行して商店街があります。この商店街の人通りが、平日昼間にも関わらず、かなり多かったのです(特に姫路駅寄り)。地方都市の商店街は苦戦している場合もありますが、ここ姫路市はかなり上手くいっているように思いました。
興味を持って観察してみると、次のことに気づきました。
・全国チェーンの店舗の多さ
地元の店舗が半分程度、もう半分は全国チェーンのコンビニ、ファストフード、コーヒーショップ、携帯ショップ、薬屋などでした。現在のように全国チェーン店が入る前は地元店ばかりだったでしょうから、冬の時代があったに違いないと思います。そうした紆余曲折を経て、現在のような店舗構成になったのでしょうね。他の中堅規模(20~50万人程度)で商店街が繁盛している都市でも、全国チェーン店が多いことが印象的でした。
・充実した交通機関
姫路市内には、JR姫路駅はじめ、山陽電車、バス等、交通が充実しています。さらには、JRと山陽電鉄間、駅から商店街の間は屋根が付いていたり地下道があり、雨の日に濡れることはありません。左側が商店街への道、右側が山陽電鉄への道で、いずれも屋根がついています。
・商店街でのイルミネーションなどの工夫
何と昼3時から点灯しています。こちらは昼と夜の様子です。
いくつかのホームページを見てもよくわかりませんでしたが、姫路市は、都市計画をしっかりと考えられているように思いました。姫路市は、住みやすい中堅都市ではないでしょうか。