他人を変えるのではなく、【自分が変わる】ために。有用だなぁと感じた「考え方・対処法」の一つをシェアします。
心屋仁之助さんの「どうしても許せない人がいるときに読む本」に、とても参考になる話が載っていたのでシェアさせて頂きます。
タイトルとおり、本書のテーマは「人間関係」です。
よく、人間関係でイヤな感情が芽生えても、他人は変えられないので「自分が変わろう」と言われます。
と同時に、「何で私が、あいつなんかのために変わらなきゃいけないんだ!」と思ってしまうこともありますよね。
けれども。
そうではないのです。
自分が変わるのは自分のため、
だと言うのです。
なぜなら。
相手のことをずーっと「許せない」と思っていることにより、ずーっと心も身体も緊張して「また奪われるかも」「またもらえないかも」などの警戒、恐怖でビクビクし続けることになるからです。
相手の「許せないこと」を探すような「心のフィルター」が出来上がってしまうため、そのことばかりが目に入り続けるのです。
ずーっと、です。
相手を許しても許さなくても、一見自分にとっては損だけど、「許した場合の損」は一回で済む、と心屋さんは言われます。
許してしまうことで、以後余計なエネルギーを使わないで済む、長引かせずにケリをつけられるのです。
さっさと次に進めるのです。
あまりに無理に怒りなどを抑圧してしまうと後々まで残ってしまうので、「まっ、世の中にはそんな人はいるもんだ」と得心して、
「今回はいいか。自分が変わろう。自分にはもっと大事なことがあるから。次へ行こう」と切り替えていくことがポイントですね。
有用な考え方だなぁ、と思いましたのでシェアさせて頂きました。
ほかにも、自身が変わるというテーマで有用な考え方・対処法があるのですが、それは別ブログでご紹介します。