あの大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作本は、ストーリーの違いなど色々と楽しめますよ!
やられたらやり返す。倍返しだ!
の決めゼリフで大ヒットしたテレビドラマ「半沢直樹」。
ご記憶の方も多いと思います。
面白かったですよね!
皆様がご存じのとおり、あのテレビドラマの原作本は、池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」です。
遅まきながら、先日、これら2冊を拝読しました。
読んでみて・・・
いや~面白かったですね。
月並みな表現ですけど。。。
1作目は、東京中央銀行大阪支店にいた半沢直樹が西大阪スチールの計画倒産による5億円を回収する話で、
2作目は、伊勢島ホテルの120億円にも上る巨額損失を巡る半沢直樹たちが奮闘する話ですよね。
ストーリーの大筋はドラマと同じですが、本として読んでみても、情報量がしっかりとあって、スリリングで楽しめました。
さらには。
テレビドラマと原作本において、大筋は同じとは言え、ところどころ設定だとかトピックスが違う点が楽しめるのですよ!
例えば、何と本(原作)では、半沢直樹の父親は生きています!
また、中野渡頭取の性格はテレビドラマと違った感じで描かれていたリ、
テレビドラマでは半沢直樹の出向理由が今いち分かりませんでしたが、原作の方ではよく分かるように書かれていたりで・・・
たとえ結果が分かっていても、「あ~テレビドラマとはこんな感じで違うんだ」と楽しめますよ。
また、テレビドラマもそうでしたが、原作を読むとさらに、銀行の業務内容・行風・価値観などがリアルに垣間見えますし、案外に財務の勉強になったりします。
原作の池井戸潤さんは、旧都市銀行に勤めていらっしゃったそうなので、その経験を活かして生々しくリアリティに富んだ描写が可能なのでしょうね。
まあ、行風・価値観などは、どこまでリアルでどこまでフィクションかは分かりませんけどね。
いかがでしょうか?
テレビドラマの半沢直樹を楽しまれた方は、原作本も読んでみると、また色々と楽しめるのではないかと思います!
おすすめです。
最後に。
これも恐らくご存じのとおり、原作本はその後、第3作、第4作と発刊され、それぞれがヒットしていますね。
あれだけ人気を博したテレビドラマなので、続編のテレビドラマ化を期待したいですね!