山下良道さん開催の【京都坐禅会】に参加してきました!
2年ほど前、山下良道さんが主宰する土曜早朝坐禅会に参加しました。
鎌倉市稲村ケ崎にある一法庵での坐禅会です。
ここでちょっと、山下良道さんに関してご紹介します。
山下良道さんは藤田一照さんとともに、仏教3.0なるコンセプトを提唱されています。
仏教3.0とは?
日本で行われている曹洞宗などで修行されている禅を仏教1.0、東南アジアなどで修行されているテーラワーダを仏教2.0と捉え、それらをアップデート・統合した仏教を仏教3.0として提唱されているのです。
なので、山下良道さんが開催されている坐禅会は、一般に行われている坐禅会とはちょっと趣きが違うかもしれませんね。マインドフルネス、瞑想会といった言い方が相応しいかもしれません。
その要諦は、禅を行じる際、普段の意識状態ではなく、それらを超えた意識状態(=山下さん曰く「青空」)で行うことにあります。
私はこれまで、山下良道さん、藤田一照さんの著書は読み続けてきましたし、興味を持っていました。ただ、鎌倉は遠く、なかなか行くことができなかったのですが、この度京都で開催された坐禅会(瞑想会)にようやく参加することができました。
今回の坐禅会は、京都市北東にある法然院の近くで開催されました。
ちなみに法然院へは、銀閣寺から哲学の道をしばらく南に歩き、
さらに東:山際に向かって歩きます。
さらに木々の中を歩いて行きます。
大変に風流な、落ち着いた雰囲気です。
さて、坐禅会の話に戻りましょう。
2年ぶりの坐禅会では、先般よりメソッドが更新されていたように感じました。
細かく書くのはどうかと思いますので簡単に書かせて頂くと、気功的・ヨーガ的・呼吸法的・心理療法的なメソッドが充実している感があります。
自然と深く入っていける、青空から観察可能となる優れたメソッドだなぁ、と感じました。
また、直近に出版された「仏教3.0を哲学する」に関する理解が進むようなお話もありましたし、良道さんのホームページにある第4図、第5図との関係性なども自身の中で整理できたように思います。
手前味噌で恐縮ですが、私が携わっているヘミシンクには、
【私は肉体を超える存在です】
という基本コンセプト・アファメーションがあります。
「仏教3.0を哲学する」の中で哲学者の永井均氏が「青空の意識で瞑想することは、自身の中で自明であった。元々、自宅で瞑想する際には、青空に相当する意識で行じていた」とのコメントをされていますが、
ヘミシンクにおいても上記の基本コンセプトの通り、通常とは異なった【意識の主体】が瞑想を行うことに違和感はありません。
というより、それが当然で、その状態が主体になることこそ肝要です。
誠に手前味噌で僭越ではありますが、そのような基本コンセプトで行われる山下良道さんの坐禅会(瞑想会)には、同意できる点があります。
また機会を見つけて参加させて頂きたく思っています。
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