法隆寺のお隣にある中宮寺の【菩薩半跏像】は必見ですよ! 更には法起寺・法輪寺も。 -もう一度行ってみたい「奈良」-
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法隆寺の夢殿まで行ったら、
ぜひ、中宮寺に足を運んでください!
中宮寺は、夢殿から50mも離れていないです。
今でこそ、法隆寺に隣接していますが、
元々は現在地より400mくらい東の地に、尼寺として建立されたようです。
現在の地へは、戦国~江戸時代初期に移って来られたようですね。
さて、中宮寺に入ってみましょう。
入口、境内の様子は以下の通りです。
本堂はこちらです。
1968年に建立された現代的な建物です。
中宮寺では、何といっても、本堂内に安置されている
菩薩半跏像(寺伝では如意輪観音)
をご覧になってください!
半跏という文字通り、左の足を垂れ、右の足を膝の上に置かれ、
「アルカイックスマイル」と呼ばれる優しい表情をされているお姿は、
時を忘れて見惚れてしまいます。
大袈裟ではなく。
どのような方が、このような素晴らしい像を創られたのか。
お会いしてみたいものですねぇ。
そのお姿については、 -写真は撮れませんので-
こちらのホームページをご覧頂ければ、と思います。
本堂は、上の写真のような明るい環境にありますので、
畳に座って、じっくりと像を鑑賞することが可能です。
心ゆくまでご覧になれると思います。
ちなみに、
現在の菩薩半跏像は、黒い色をされていますが、
当初は彩色され、装身具も付けていらっしゃったようですね。
さて、次に、少し話は変わりますが、
法隆寺、中宮寺から北東側に離れた場所に、
法起寺、法輪寺という寺院があります。
歩いて20分くらいかかるでしょうか。数km離れていますね。
法隆寺ほど規模は大きくなく、混雑はありません。
ご参考までに掲載させて頂きます。
法起寺は、法隆寺と同様に聖徳宗に属し、
世界遺産にも登録されています。
太子御建立七ヵ寺の一つということで、
西暦600年代の建立ということになります。
中でも、現存最古(708年建立)の三重塔が有名です。
法輪寺は、2説ありますが、やはり西暦600年代の建立です。
三重塔は落雷により惜しくも消失し、再建となっていますが、
数多くの仏像などが保存されている寺院ですね。
法隆寺近辺には、飛鳥時代ころ創建されたお寺が数々あります。
仏像などについても、飛鳥時代のものから近代のものまで様々です。
法隆寺近辺は、見どころがいっぱいですよ!
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