世界最古の木造建築群など「法隆寺」には語り尽せない魅力がいっぱい! -もう一度行ってみたい「奈良」-
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今まで、京都の古寺仏閣などを紹介させて頂いてきました。
そして今回は、奈良についてご紹介させて頂きます。
今回の記事は、極めてポピュラーな寺院、法隆寺です!
多くの方が、学生時代などに法隆寺を観光されたことと思います。
が、大人になってから再度、法隆寺を観光された方は、
案外少ないのではないでしょうか?
法隆寺には、とても一言で語り尽すことができない程、
多くの見どころがあります。
恐らく、修学旅行などでは、全てを細かく観ていないと思いますし、
歴史に関する知識が多くないままに観られたのではないでしょうか。
まあ、私自身のことなのですがね。
さて、法隆寺は聖徳宗の大本山です。
Wikipediaによると、1950年に法相宗から独立された宗派のようです。
創建は、何と607年!
用名天皇のご遺願を受け継ぎ、推古天皇、聖徳太子が創建された寺院です。
法隆寺への交通の便はあまり良くなくて、
最寄りの鉄道駅である「法隆寺」駅から2km近くありますかね。
ホームページでは徒歩20分となっています。
確かに、歩くとそれ位かかりました。
正面の整備された道を真直ぐに歩くと。
正面に、五重塔と金堂が見えてきます!
と同時に、物凄い多くの観光客も。
こちらが中門ですね。
教科書などでご存じの金剛力士像がいらっしゃいます。
境内は、大きく分けて、金堂、五重塔などがある西伽藍、
夢殿などがある東伽藍、大宝蔵院となるのでしょうか。
順を追って拝観することになります。
まずは西伽藍から入ると、
やはり教科書で観たことのある金堂、五重塔が出迎えてくれます。
ちなみにこの写真は、奇跡的に人が少ないタイミング、角度で撮ったものです。
金堂の中に入ったり、五重塔の中を覗くのに、
各々30m以上の列に並ぶ必要があります。
五重塔は、上から下にかけて屋根が大きくなっており、
本当にバランスが良いです。
金堂についても、下の階と上の階のバランスが良いと思います。
二等辺三角形になっており、安定感が良いですね。
思わず見惚れてしまいました。
また、西伽藍内の大講堂に安置されている薬師三尊像、四天王像も
見応えがありますよ。
西伽藍をじっくりと堪能した後は、大宝蔵院に向かうことになります。
ありきたりの表現とはなりますが、こちらも凄い!
玉虫厨子、飛鳥時代以降の仏像、聖徳太子像などが立ち並ぶ姿は圧巻です。
レプリカなのでしょうか?旧1万円札に使用された聖徳太子像も感動モノです。
(聖徳太子の存在に関しては諸説ありますが・・)
さらには、少し離れたところにある東伽藍です。
こちらには夢殿がありますね。
中には入れませんよ。
駆け足でご紹介させて頂いたわけですが、
実際は、これだけ観るのに3時間くらいは取りたいですね。
私などは、プラモデルでも作ったことがある五重塔、金堂、夢殿が
目の前にあること、旧1万円札に使われた聖徳太子像が観られたこと
などに感動して長居してしましました。
ぜひ、今一度、法隆寺を訪れて見られることをおすすめします!
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