世界遺産になる前に萩へ行こう(2)!(萩城跡、城下町と反射炉、造船所跡) -吉田松陰の松下村塾、萩城下町、反射炉など見どころいっぱいの萩へ-
「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産登録を勧告された萩。
世界遺産登録目前の今こそ、訪れてみるのもいいのかな、
ということで。
松下村塾などを訪れた後は
同じく萩市東側の「世界遺産候補地」を訪れるのもいいかと思います。
場所は
「恵美須ヶ鼻造船所跡」と「萩反射炉」です。
同じ萩市東部とはいえ、歩くには少し長い距離なので、ここではバスを使います。
萩市内では、座席数11くらいの小さ目で赤い「萩循環まぁーる」バスが走っています。
1回乗車ごとの料金は100円なので、便利に使えると思います。
こちらがバスの外見です(いまいちのアングルですみません)
別の停留所の写真ですが・・・
東側を回る「松陰先生」と西側を回る「晋作くん」があり
大体、1時間に2本のバスが循環しています。
赤丸が付いた停留所で、東回り(青色)と西回り(橙色)の乗り換えが可能です。
まずは、恵美須ヶ鼻造船所跡ですが、現在、工事・整備中のようですね。
幕末期、軍備・海防力の強化を目的に、藩最初の洋式木造帆船「丙辰丸」
や「庚辰丸」などを建造した造船所です。
さらには、萩反射炉です。
この反射炉ですが、何と、コンビニの駐車場の奥にあります。
駐車場は結構大きいですが、世界遺産登録後もこの状態なのでしょうか。
コンビニにとっては笑いが止まらないでしょうが・・
反射炉に至る道は整備されています。
「登山口」とありますが、反射炉はこの階段を登ってすぐの場所です。
そして、「反射炉」はこの通り、結構な迫力があります。
さて、反射炉とは何か、
それは、洋式鉄製大砲の鋳造に必要な金属溶解炉のことです。
萩藩では、藩内の職人技術を利用して自力で反射炉を作ろうと試みましたが
技術面、費用面で残念ながら本採用には至らなかったようです。
この、試作用反射炉は、本採用には至らなかったものの、産業化における
重要な位置付けということで、今回の世界遺産化に至ったようです。
(参考:萩市観光協会ホームページ
http://hagishi.com/search/detail.php?d=100081)
反射炉に関する説明もあるのでご覧になってください。
ちなみに、世界遺産の一つである「大板山たたら製鉄遺跡」については
萩市内から遠いため、行ったことはありません。
さて、次は萩城跡、萩城下町です。
先ほどの萩循環まぁーるバスを使って萩市西部に移動します。
まず「萩城跡」です。
お堀や石垣が綺麗な形で残されています。
そして、萩城天守閣跡です。
残念ながら萩城は、現存しませんが、城があった当時は絶景だったことでしょう。
城跡のすぐ隣には、「萩八景遊覧船乗り場」や
「厚狭毛利家萩屋敷長屋」などの重要な施設もあります。
萩城跡から東に歩くと、堀内、萩城下町を楽しめます。
萩城の旧三の丸であった「堀内」と、その外側である武家屋敷や
町屋が軒を連ねる「城下町」からなっており、志士や豪商の家と
白壁の道など見どころいっぱいかと思います。
例えば、こちらが高杉晋作の生誕地です。街の中にいきなり出現します。
これ以外に、「萩博物館」があったり
一般民家になつみかんがあちこちにある、など
ぶらぶら歩きを楽しめると思います。
城下町から北へ歩くと、海が見えます。
こちらは「菊ヶ浜」海水浴場です。
いかがでしょうか。
多分、世界遺産登録後は、今よりも混み合うと思いますので、
ぜひ早めに行ってみてください!!
最後に、萩市観光協会のホームページもご参考になさって頂ければ、
と思います。
【お知らせ】
世界遺産、萩についての記事は、こちらにもあります。
よろしければご覧ください。