アニータの体験した臨死体験の記録 -喜びから人生を生きる!(その1)-
先日のF27体験コースにおいて、トレーナーのひでさんが、「喜びから人生を生きる!」という本が面白かったというシェアをしてくださいました。
このような表紙の本です。
そっさく読んでみました。
この本のあらすじを簡単に書きます。
著者であるアニータという女性はインド系の人で香港在住の方です。
彼女は、癌のため臨死状態になったのですが、その時に「無限の自己」と出会い、「無条件の愛(実際は言葉では語りつくせないもの)」に溢れた自他同然の世界を体験しました。
その体験の中で彼女は「あるもの」を手放し、「気付き」、そしてそこで遭遇した亡くなった父に「まだやることがあるので戻りなさい」と諭されることで自身の身体に戻っていきました。
戻ってみると、(彼女には当たり前だけど)驚いたことに、癌が急速に無くなっていき間もなく彼女は退院、日常生活を送ることができるようになったのです。
彼女が手放したものは何でしょうか。
それは「恐れ」です。
具体的には、他人を怒らせる恐れ、失敗する恐れ、自分勝手になる恐れ、十分でないという恐れ、病気や癌治療に対する恐れなどです。
彼女は繰り返し「恐れではなく喜びから人生を生きること」を強調します。
恐れを手放す前は、どんな治療をしてもうまくいかなかったと言います。
(厳密には、アーユルヴェーダをした時はうまくいったように読めるのですが、彼女は、何をやってもうまくいかなかった、と書いています)
また、彼女が気付いたものは何でしょうか。
これは、一つではないし、私自身も咀嚼し切れていないのでとてもまとめて表現しきれないのですが ・・・
自身は愛であり、ありのままで許容される存在であることです。
そして、自分自身を愛することが大切ということも繰り返し書かれています。
現在の彼女は、この体験で得た深い洞察を社会に根付かせるべく、世界中を飛び回っているのだそうです。もちろん元気に。
すごい話だと思いませんか?
死ぬほどの大病をした人の何十人かに一人はこのような変容をする、という話を聞いたことがあります。
臨死体験を集めたWebサイトもあるようですから、このような体験をした人は多くいるのだろうと思います。
長くなりましたので、一旦、ここまでとします。
ひでさん、興味深い本をシェア頂き、本当に感謝します。