Yoichi Tsuganiのフロー日記

エニアグラムで学んだ【人格の多様性】 《人それぞれ、ということ》

time 2017/09/23

 

かなり昔のことです。

産業カウンセラー養成講座に通っていた頃のお話です。

講座受講生がエニアグラム(性格テスト)を受けてみる、という授業がありました。

 

ここでまず、エニアグラムとは?

 

エニアは9、グラムはを意味するそうです。エニアグラムとは、元々のことを示すようですね。歴史的な経緯ははっきりしないようです。エニアグラム性格論としては、1960年代に作られ、1970年代から一般に広がっていったようです。

計90問くらいの質問に答えることで、自分のタイプ(傾向)を明らかにしていくという性格テストで、以下のような 9タイプに分かれています。

タイプ1 改革する人、完璧主義者
タイプ2 人を助ける人、援助者
タイプ3 達成する人、達成者
タイプ4 個性的な人、芸術家
タイプ5 調べる人、観察者
タイプ6 忠実な人、忠実家
タイプ7 熱中する人、楽天家
タイプ8 挑戦する人、挑戦者
タイプ9 平和をもたらす人、調停者

 

自分がどのタイプで、他のどのタイプの人をどう思うか、などと言うつもりはありません。

一般的に言って、タイプ9「平和をもたらす人」は、タイプ1「改革する人」とかタイプ8「挑戦する人」などとはかなり違った価値観だと言えそうですし、タイプ1とタイプ4の人などもかなり違いそうな感じです。

エニアグラムは、全く違う9タイプに分けられていることが特徴です。

私は、エニアグラムに書かれているタイプがあまりに違うので、「タイプ〇の人なんて本当にいるわけないよなぁ」とさえ思っていました。

が、実際にエニアグラムの質問に答えてみると・・・

 

見事に全てのタイプに受講生が分かれたのです!

 

約70名の受講生で、少ないタイプで2人、多いタイプで10人くらいだったでしょうか。数の多少はあったとは言え、とにかく全タイプに人が分かれたのですよ。

この結果を受けて私は、「あ~世の中って、自分が想像つかない程、様々な価値観を持った人がいるのだなぁ。日常生活で同意をとるなんて奇跡じゃないだろうか」といった強い印象を持ちました。

ただ、私が全く異なるタイプだと思っていた人たちと話してみると、全くもって普通の社会人なのです。外見的にはちょっと強面(失礼!)の人もいましたけど、話してみると楽しく穏やかな人々なのです。

軸となる性格・傾向性を持ちながら社会で生きていらっしゃるうちに、多様な特質・社会性を身に付けていらっしゃったのだなぁ、と感じました。これこそが、人間関係の中で磨かれたということなのでしょうね。

 

最後に、ここで大切なことを補足させて頂きます。

この時に行ったエニアグラムは「質問紙法」という、各タイプ10問の質問に答えながら、もっとも当てはまる点が多いタイプを「その人のタイプとする」というものです(類型論と言います)。

このため、次のことに留意することが大切です。

・各タイプにキッチリと分けられるわけではない

・各人が、本人の中に様々の属性を持っていることを忘れてはならない。

すでにエニアグラムを知っている人などは、質問を読み、その意図を読み取り、意図的に解答することも可能であるということ。要するに、得られたタイプは「自分の状況」でなく「ありたい姿」である可能性もあります。

このような可能性もあるため、その人のタイプについては、大いに割り引いて考え、あまり先入観を持たないことが大切です。

 

まあ、そのようなことは言いながらも・・・エニアグラムにおいてある程度の傾向性は出ると思います。結果、見事に全タイプの人がいたことは確かなのです。

この事例は私の中で強い印象が残った出来事として、取り上げさせて頂きました。

 

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