Yoichi Tsuganiのフロー日記

子どもの頃から「自分探し」や「自分のやりたいことを見つける」と聞いて思ったこと。

time 2017/08/21

 

随分前、ラジオを聴いていたら、近年デビューした、とあるアイドル・グループのメンバーによるトーク番組が放送されていました。

パーソナリティを務めていたのは、14歳と17歳くらいでしょうか、中学生と高校生くらいの女性でした。

放送の中で、たいへんに印象的な話があったので、ここで書かせて頂きたいと思います。

 

それは。

何もやりたいことが無かったので・・・ このオーディション(アイドルグループに入るためのオーディション)に受からなかったら、留学しようと思っていた。

私も一緒!

したいことが無かったので、日本を離れて視野を広げたかった。。。

夢が無かったし。

細かな言葉は覚えていませんが・・・大体、このようなやり取りでした。

 

一人の女性は、小学校からバレエ、ピアノなどを学んできたようで、中学でも部活を行っていたようです。もう一人の女性については詳しく覚えていませんが、何らかの活動、習い事はされていたのは確かです。

一見、リア充(=現生活が充実していること)だと思われる女性たちが、それでも夢が無い、やりたいことが無い、と言う・・・

 

ふと、彼女たちについて、いろいろと考えてしまいました。

・自分自身が心から望んでいるのではなく、親などの周りに合わせてやってきたから充実感が無いのか?

・もしかして、生きる意味の探求など、実存的な問いを発しているのだろうか?

・活発に行動し、外目には充実したように見えても、必ずしも内面は充実していない?

・小学生くらいから、自分探し=自分の本当に好きなこと、自分らしさを探し求めているように見えて、実は忙し過ぎて自分が見えていない?

 

一昔前までは、一流の学校を出て一流の企業に就職することが、社会のロールモデル・成功モデルとして皆が目指すものである、という風潮がありました。

が、今世紀に入った頃からでしょうか、自分らしさを見つけること、ナンバーワンではなくオンリーワンであることが強調されるようになったように感じます。

私の身近でも、幼稚園・保育所あたりから、塾、英会話、水泳、楽器などの教室に通うお子様が目立つように思います。

早い子で3歳くらいからずっと様々なことを学ばせることで、可能性を模索しているのでしょうかね。(まあ、資金的に豊富でないと難しいでしょうが・・・それでも、普通の会社員のご子息なので、そこまで富裕ではないように思います)

 

また、話は飛びますが、

同じような頃、親戚の子と話した際に驚いた話があります。

その子たちは、高校、大学に通っているのですが、口々に、「18歳で人生が決まるので、慎重に、自分の本当にやりたいことを探さなくてはいけない」と言うのです。

 

私の子供時代を振り返ると、18歳時点で自分のやりたいことは分かりませんでしたし、自分自身なんて分かりませんでした。

もっと言うと、今でさえ、新たにやりたいことが出てきますし、自分自身が知らなかった自分を発見することもあります。

さらには、いつになっても新しい人生を歩むことはできるとも思います。現に私も近年、大きくキャリアを振りましたし。

 

以上、2つのトピックスを通じてみて、

このままいくと、どんな仕事に就き、どれだけお金を稼いで、どんなライフスタイルを描くのか。。。という「枠組み」が見えてしまっているのかも知れないなぁ、と思いました。

これに対して、

アイドル女性の方は、枠組みから離れる道を歩む、

親戚の男性の方は、枠組みの中で最良と信じる道を模索する、

という、正反対の方向を模索しているように思えました。

同じような時に相次いで遭遇した2つの話の対称性について何となく感じ入りました。

 

さらには。

世の中のスピードが早まっているみたいだけれども、18歳までで人生が決まるとは思えない

一生が「プロセス」であり、いつでも何でも始めることができる

人生の充実度は、決して外面からでは判断できない、幸福を外に求めるのではなく内面を見つめることが大切ではないか

もっと簡単にキャリアを変えられる時代になるといいのになぁ、

などなど、いろいろと考えさせられる出来事でした。

 

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