特に【宗教・経済】が世界に影響を与えていることが分かる! 池上彰さんが選んだ【世界を変えた10冊の本】

 

今回ご紹介させて頂く「世界を変えた10冊の本」は、池上彰さんが【世界に影響を与えた10冊の本】をピックアップし紹介されている本です。

元々は、CREAという月刊誌に月1冊分ずつ紹介された記事がまとめられて、この本になったようですね。

 

早速ですが、池上さんがピックアップされた10冊の本とは、

第1章 アンネの日記 :アンネ・フランク
第2章 聖書
第3章 コーラン
第4章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 :ヴェーバー
第5章 資本論 :カール・マルクス
第6章 イスラーム原理主義の「道しるべ」 :サイイッド・クトゥブ
第7章 沈黙の春 :レイチェル・カーソン
第8章 種の起源 :チャールズ・ダーウィン
第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論 :ケインズ
第10章 資本主義と自由 :ミルトン・フリードマン

です。

こうしてみると、宗教の本が目立ちますね。

日本では宗教というと、勧誘されるのでは?とか、何か物品を買わされるの?という危うい感覚を抱いたり、

そうかと思えば、葬式、法事のときだけお世話になるもの、というイメージが付いてしまっている観は否めませんが・・・

世界的に見ると、むしろ日本の感覚の方が特殊だったりします。

世界の多くの国では、キリスト教、イスラム教などが深く根付いていますよね。

 

本書では、聖書、コーランのような宗教の聖典そのもののみならず、「アンネの日記」「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「種の起源」なども紹介されており、

実はこれらの本もキリスト教(ユダヤ教)の影響が多々見られることに気づきます。

異論はありますが、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」では、現代の資本主義はプロテスタンティズムの教義から発展していったものだという考察が興味深いですし、

「種の起源」では、キリスト教の「神が生き物を創造されたこと」とダーウィンの「自然淘汰で生物が進化したこと」という2つの考え方のコンフリクト(摩擦)が今もって起きていることに、私たちが住む日本とはまた違った世界・価値観の中で生活する人々に思いを馳せることができるように思います。

 

それから、ジャーナリストの池上さんらしく、現代の潮流:しかも経済の潮流を捉えるという視点で経済関連の本も複数ピックアップされていますね。

戦中戦後、長年経済を支えていたケインズ一般理論、1970年代くらいから台頭(復活)したフリードマン新自由主義、リーマンショックを機に改めて読まれたり取り上げられ始めたマルクス資本論など、いずれも大切な思想だと思います。

池上さんの本の特徴として、対立軸(思想)をしっかりと取り上げられていることで、バランスが整っていると思います。

 

ちなみに私は、これら10冊の本で完読したものはほとんどないですねぇ。部分的に読んでいたリ、途中で挫折したり、読んでさえいなかったりです。

でも、まあそんなもので良いのかな、とも思いますね。興味深い本は何冊かありますので、時間ができたらいつか読んでみたいと思っています。

これら10冊の本の内容をダイジェスト的に知る、その中から自分にとって興味深い本をピックアップされているのはいかがでしょうか?

 

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