Yoichi Tsuganiのフロー日記

100年ライフでは「働くこと」「マネーリテラシー」「自給力」が大切になるのではないでしょうか?

time 2017/07/15

 

先日ご紹介したリンダ・グラットン博士の「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」では、

平均寿命が延び続け、これまでの「教育期間→働く→引退」という3ステージのライフスタイルが崩れていくとの話が書かれていました。

 

そうですよね。

日本に当てはめてみると、少子化、高齢化が進み、引退後を支える年金の財政が厳しい状況となっています。

平均寿命も世界最高に近い水準にありますね。

そんな中、私たちは60歳もしくは65歳で会社を退職し、引退後を過ごすという固定観念を取り去り、もっと長く働き続けるという選択肢を取るようになると思います。

 

ここでちょっと、かなり単純化して、引退後に必要なお金について考察してみます。

引退後は、勤労時代より慎ましい生活をするとして、月20万円で生活するとしましょう。取り敢えず、一人で生活することを想定してみます。計算が簡単なので。

65歳で引退後、85歳(区切りの良い年齢を設定。男女の平均寿命の間です)まで生きるとすると、

20万円×20年間×12ヶ月=4,800万円

4,800万円を、勤労時代の40年間で貯めるには、年120万円を貯める必要があります(昨今の超低金利時代を踏まえ、利率はゼロとしています)。

例えば、自営業者の場合、フルに年金保険料を支払うと年間80万円くらいを受給できますので、残り40万円を他の手段で補填しなくてはなりません。

年金保険料で支払うお金(年間20万円くらい)とは別に、年間40万円=月3万円強を、引退後のために積み立てておく必要があるのです。

 

一方で。

100年ライフ=100歳まで生きるとすると。

20万円×35年間×12ヶ月=8,400万円

同様に考えると、年間210万円貯める必要があり、年金分を差し引くと、残り年間130万円=月11万円弱を積み立てておく必要があるのです!

長生きすることで急に資金繰りが苦しくなることが分かります。

 

まあ、この試算はかなりアバウトで、甘いものです。

生活費は20万円と想定していますし、不測の事態に備えたお金を考慮していませんし。。。金利があれば、逆に状況は好転するでしょうし。。。

 

現実味がちょっと薄い想定かも知れませんが、言えることは。

従来通り40年働く VS 引退後の(働かない)期間20年→35年へ

となったら、いくら慎ましい生活をしたとはいえ、お金を稼がない期間が相対的に長くなり、上述した国の年金予算だけでなく、個人としても資金繰りは厳しくなっていくのです。

 

では、どう考えるのか?

 

対応策としては。

今より長く働くことが、第一候補です。

平均寿命が延びる≒平均健康寿命が延びていますので、長くなった健康な期間は働くということです。

そして、それだけ長く働くならば、その「働き方」は新しい形であり、自分に合ったものにしていきたいですね(このことについては、また別のブログで)。

LIFE SHIFTでは、ずっと(もしかしたら60年?)一箇所で働き続けるのではなく、時に充電し、時に別の働き方をすることを提唱されていますね。

同意します。

 

それから次に。

社会制度、マネーに関する知識を付け、実践することも大切だと思います(=マネー・リテラシーを付け、実践することです)。

上述の通り、公的年金の財政は苦しいです。人口動態などの社会の変化にも追いつけていません。

けれども、国民年金を第一に、そして確定拠出年金などへの加入も検討していくことが必須なのではないでしょうか。

これら2制度は、各々、税が投入されていたり、節税対策として優れている制度なのです。

もちろん、未来のことは分かりませんので、今後これら制度がどうなるかは分かりませんが、ベター(Better)な策を打っておくことが必要だと思います。

そして、マネーに関し正しい知識を持ち続けることが大切ではないでしょうか。

実際問題として、健康寿命と平均寿命の間に乖離がある=十分に働けない期間がある、ということですから。

 

さらには。

生活を慎ましく、できれば自分の身の回りのものは自分で生産することが大切だと思います

現代社会の、モノを消費する生活では、みるみるうちにお金が無くなっていきます。

消費一辺倒ではなく、生産するのはどうでしょうか。

農業(家庭菜園)、料理、日曜大工、裁縫など、自分の身の回りのものを自分で生産(自給)すると、

お金がただ出ていく→(原材料費などお金がある程度出ていくけど)お金があまり出ていかなくなる、

という状態になると思います。

 

重ね重ね申し上げますが、未来はどうなるか分かりません。

けれども。

現在の情勢、人口動態という確実な予測などを踏まえると、これらのことを検討することが大切なのではないでしょうか?

などと思った次第です。

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