やりたいことを見つけて、すぐにチャレンジする! 堀江貴文さんの「本音で生きる」

今までに堀江貴文さんの本を、結構な冊数読ませて頂いています。

堀江さんの本を読ませて頂くと、

私自身の内にある偏見、こだわりといったものに気づかせて頂けることが結構あります。

堀江さんの価値観により、私の価値観の「偏り度を修正してくれる」「グラデーションの濃淡を変えてくれる」と言ったら良いでしょうか。

「ああこの辺りって、ちょっと偏っていたなぁ」ということに気づかせてもらえるような気がします。

今回ご紹介するのは「本音で生きる」です。

この本で書かれていることは案外シンプルで、

やりたいことを見つけてチャレンジしよう。

ということではないかと思います。

その際、必要なこととして、

①言い訳しない、

②小利口にバランスをとろうとしない、

③「自意識」と「プライド」を捨てよう、

といったことを語られています。

堀江さんの生き方をよ~く観察してみると、確かに「ちょっとした失敗くらい平気」「やりたいことはすぐにやる」という思想で貫かれていますし、様々な本での主な主張はこれらの点にあると思います。

まあ、そのようなメインの主張はともかく・・・

本を読むことの醍醐味の1つとして、「本の中の素晴らしい言葉」を見つけるという点があろうかと思いますので、私がメモした言葉のうちのいくつかをご紹介します(一部はちょっと意訳しています)。

日本人は幼い頃から、「何かをするためにはお金が必要だから、地道に貯金をしておきましょう」とすり込まれて育つ。

貯金することがまるで美徳のように語られるが、裏を返せば、お金がなければ何もできないという意識がすり込まれているということでもある。

これは「お金がない、という言い訳が無意味だ」ということを語った章の一節なのですが、私には、その主張とは少々ずれた視点で、「裏を返せば、お金がなければ何もできない=お金が万能だ」と刷り込まれ続けているという主張・視点が印象的でした。

さらにはそれを受けて、

まず貯めるべきはお金ではなく、信用ということになる

という言葉も、お金の本質を理解した鋭い言葉ではないでしょうか。

さて、

次からは印象に残った文章のいくつかを記すだけとしてみましょう。

・「自分には才能がない」「凡人だからできない」といった時点で、「今のままでいい」といっているのと同じ。才能なんて、やってみないと、自分にあるかないかなんて分からないのではないだろうか。

・すべてが「トライアンドエラー」なのだと思っている。

・本当にやりたいなら「リスク」は考えない。

・やってみないと「自信」はつかない。なぜ自信がないかといえば、経験不足ということに尽きる。

・世界は「どちらかを選べ(注:ゼロイチ思考)」みたいなものではまったくない

実際には存在しない「世間」などというものを気にする必要はまったくない。

・考えすぎてしまう人間は、いつもチャンスを逃がす。

・情報は覚えるのではなく、浴びる。

・アイデアではなく、実行力にこそ価値がある。

そして、

恵まれた社会で一つだけ心がけておくべきことがある。

それは、”Give,Give,Give” つまり惜しみなく人に与えるということだ。

いかがでしょうか。

これだけでも結構、堀江さんの考え方が分かりませんか。

まあ、私自身にも、堀江さんの考え方に共感できる点と共感できない点が混在するのは確かなのですが・・・

この辺りの文章に、「おやっ」と思ったら、本書を紐解いてみるのはいかがでしょうか。

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