「お金の心配・不安」を手放す(なくす)ために。 -広い意味での【生命保険】についてよく分かる!出口治明氏「生命保険とのつき合い方」-

 

ライフネット生命保険のCEOにして、その読書量や経験などから多数の教養本を出版されている出口治明氏によって執筆された「生命保険とのつき合い方」という本があります。

「生命保険」とタイトルに付いているため、また出口氏が生命保険会社にいらっしゃることから、生命保険商品を宣伝する本なのかな、と思うかもしれませんが・・・

(ほんの少し就業不能保障の宣伝が入っている観はありますが・・・)ほぼ宣伝的要素は無く

また、生命保険=死亡保障というような限定的な内容ではなく、

広い意味での生命保険、すなわち(詳しくは後述しますが、)長生きリスクや治療リスクなども含めた広い範囲について言及されている本なのです。

 

 

そのような広い意味での生命保険を、賢く買って賢くつき合うための大切なポイントを、

「生命保険は、あくまでも政府が提供するセーフティネット(国民年金、健康保険など)を補完するもの」という著者の信念のもと、

極めて分かりやすく解説されていると思います。

 

具体的には、

・政府のセーフティネットとして「所得を保障するもの=遺族保障、就業不能保障、老後保障、失業保障、生活保護など」「医療保障」「介護保障」にわけて解説。

・そのうえで、民間生命保険商品の種類について解説。

・ライフスタイル別(独身、夫婦のみ、夫婦と子供、シングルペアレントなど)に、どのように生命保険を検討するかについて解説。

という流れで書かれているのです。

 

この本の素晴らしい点として、結構複雑な保険の範囲、機能などをスッキリと分かりやすく分類・整理してくれている点があります。

中でも、以下の2点が私の頭をスッキリと整理してくれました。

 

1.広い意味で生命保険がカバーする範囲について

 

①人の生死にかかわるもの(第一分野)

・死亡リスクに備えるもの

 子どもが小さい時に働き手が死亡して収入がなくなるなど

・長生きリスクに備えるもの

 長寿となり貯金が底をついたなど

②医療保険(第三分野)

・働けなくなるリスクに備えるもの

 難病で長期間働けなくなり収入がなくなるなど

・治療リスクに備えるもの

 病気で入院してお金がたくさんかかったなど

まあ、保険業界にいる方には当たり前のことなのかも知れませんが・・長生きリスクとか働けなくなるリスクなども、この範囲に分かりやすく分類されていることに感銘しました。

 

2.政府のセーフティネットについて機能的に分類

 

①所得保障:遺族保障、就業不能保障、老後保障、失業保障など

②医療保障:医療費負担について

③介護保障:文章量は少なめですが・・

 

社会保険、公的補助、社会福祉、公衆衛生というように制度的に分けているよりは、本書のように機能(目的)別に分けてある方が分かりやすいです。

また、これらを読んでみて、生命保険を検討するうえでは、死亡保障に加えて、就業保障についてよく考えることが大切だなぁ、と思うようになりました。

そして、この本の最後の辺りの章では、生命保険料や生命保険会社の仕組み、消費者保護の仕組みなど、やや専門的な話もあったりで、、、

総じて分かりやすくて役に立つ内容の本でした。

 

☆お金について知ることで、お金の心配・不安を減らし、【普段はお金のことを忘れられる】といいな!と思い、ブログを書かせて頂いています。

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