認知行動療法の「快を得る過ごし方」は、当たり前ながら行動を変えていくきっかけになりますね -心理学-

 

認知行動療法は、日常で実際に試してみて役に立ったことを取り入れてきた歴史があります。

それゆえ、日常生活に密接した内容が盛りだくさんで、日常生活でも役立ちそうなノウハウが満載です。

 

今回は、快を得ることにつながりやすい「過ごし方」についてご紹介させて頂きます。

あまりに日常的過ぎて「当たり前でしょ」という声も聞こえそうな内容ですが、こうして体系的に見てみるのは有用だと思います。

私自身、仕事が忙しくなると、ワンパターンの休日を過ごしていたと記憶しています。私の場合はドライブばかりしていました。日曜日には、午前中ゆっくりとして午後から近場へドライブしていましたね。

忙しくなると、特に視野が狭くなり、選択の幅が狭まっていたことを実感します。

定期的に眺めてみて、自身で気になっていることをやってみると良いでしょうね。気分転換という言葉で括られるのかも知れませんが、自身を脱中心化する、視野を広げるうえで有用だと思います。

 

さて、そのリストです。

・本を読む。昔読んだ本、買ったけど読んでいない本などを読んでみる。

・テレビを観る。録画したものなどでも。

・部屋の模様替えや掃除をする。断捨離する。

・お洒落をしてみる。美容院、化粧、髭をそる、などです。

・買い物に行ってみる。

・友人にメールしてみる、電話してみる。

・旅行の計画を立ててみる。

・音楽を聴く、歌ってみる、楽器を演奏する。

・料理をする。

・散歩やジョギングをしてみる。運動をしてみる。

・インターネット閲覧する。

・日記やブログを書いてみる。

・マッサージ、銭湯、温泉に行ってみる。

・子守、子どもと遊ぶ。

・コレクションの整理や、趣味の道具の手入れをする。

・昔の趣味を復活するのも良いです。

(放送大学「認知行動療法」から抜粋させて頂きました。P.88)

 

 

どれも簡単にできる内容ですね。普段とは違ったことを意識的にするのが良いのでしょうね。

このように、普段と違ったことを行う、特に身体を使って行動することで、次いで、意識が変容することもあり得ます。

何気ないこと、当たり前のことですが、役立つ知見だと思いますので、ご紹介させて頂きました。

 

 

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