湯浅誠さん、茂木健一郎さんの印象的な言葉2 -対話の大切さ- 「貧困についてとことん考えてみた」より

今回はさらに、

湯浅誠さん、茂木健一郎さんによるパーソナルサポート現場訪問、対談の本

貧困についてとことん考えてみたから印象的な言葉をシェアさせて頂きます。

 

今回は、対話の大切さ、についてです。

 

まずは、湯浅さんの言葉です。

このような(=パーソナル・サポート)相談会に来ている

人たちというのは、たいていの場合は、自分の抱えている

問題がどの分野に当てはまっていて、具体的にどこに行って

相談すればいいのかということを事前に分かっている人は

あまりいないんですね。

いろいろな問題を抱えて、もうどうしようもなくなって初めて

相談に来る、という人が多い。

 

ですから、まずは話を聴いて、その人の課題を整理してあげる

ことは大切ですよね。私の経験でも、相談というものは7割方は

課題の整理なのです。解決すべき問題が分類・整理されて、

優先順位が付けられていく。そうして、ある程度の見通しが付けば、

精神的にもかなり落ち着いていく。

 

レベルが違う話で恐縮ですが、

私自身はこの話を読み、2つのことを思い起こしました。

 

1つは、産業カウンセリングでのお話です。

産業カウンセリングではロジャースの積極的傾聴を重視します。

それは、クライアントさんが話すという行為をすることで、

ご自身がカタルシス(言葉として吐き出すことにより安心感を得る)を感じ、

ご自身の考えが整理されていくからです。

湯浅さんの言葉には、課題整理、とありますが、

カタルシス効果もあるのだろうと思います。

 

もう1つは、自身の会社員時代の経験です。

会社では、常時複数のプロジェクトが動いていました。

が、どうしても進行状況が芳しくないプロジェクトに目が行き、

そちらに傾注するあまりに、自身の仕事全体のバランスが

崩れてしまうことが時々ありました。

 

そのような時、無理にでも課題整理の時間を設けることが

仕事を続けるうえで大切なことを痛感していました。

忙しい、と感じるときの多くは、課題が整理できていなかったな、

と振り返って思います。

 

続いて、もう一つ、湯浅さんの言葉です。

本当にしんどい人は「しんどい」とは言わない。

対話をしていく中で想像力を働かせながら

創造性を発揮させていくことが大事なのです。

 

このことについては、先ほどあったような、

ご自身で課題が整理できていないという点、

ご自身のプライドがあって「しんどい」と言えない点がある

のではないかと感じます。

寄り添う、ということがしっかりとできないと決してできない、

大変で素晴らしいお仕事だと思います。

 

 

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