日本の図書館に大いに影響を与えた【ニューヨーク公共図書館】について知ると、従来の図書館のイメージが覆されますよ!

 

ここ数日、図書館について紹介させて頂きました。

 

今回は、未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告―という本を参考にしながら、日本国内の図書館に大いに影響を与えたニューヨーク公共図書館についてご紹介させて頂きます。

 

 

このニューヨーク公共図書館からは、ゼロックスのコピー機、ポラロイドカメラ、リーダースダイジェスト誌など多くの製品等を生み出してきたのです!

そのような実績を生んだニューヨーク公共図書館ですが、どのようなものなのしょうか?

 

まず簡単に、この図書館の生い立ちからご紹介します。

19世紀当時、新興の都市であったニューヨークでは、市民のための文化的施設の整備が必要、という問題意識から、何と2人の篤志家が個人図書館を2つ(1人1館ずつ)残したのです。

その後、かの有名な鉄鋼王カーネギーの大口寄付などもあり、ますます発展したニューヨーク図書館は、今では4つの研究図書館85の地域分館から成り立っています。

そして、意外や意外、NPOによって運営されている様なのです。

ここでは、ニューヨーク公共図書館の特徴のうち、2つご紹介させて頂きます。

 

一つ目は「ビジネス支援」です。

 

高度なデータベースと接続が可能で、貴重な情報にアクセスできるのはもちろん、専門家を招いたビジネスプラン作成講座、起業家向け資金調達講座、マーケティング講座の開催、参加者同士のネットワークの場を設けたり、

元経営者達のボランティアによるビジネスカウンセリングなど、起業準備、就職活動、研究・調査に、大いに利用されています。

当然、図書館のコンピューターなどの環境も整備されており、本の原稿を書き上げ、電子メールで出版社に送る、など図書館をオフィス代わりに利用する方もいらっしゃるくらいです。

製品を生み出すくらいですから、我々が想像している以上に人々に利用されています。

 

さて、オフィス代わりの話はともかく、上記のお話を読まれてみて、何かに気づかれたかもしれません。

それは。

鳥取県立図書館のサービス内容に似ている、ということです。

ちょっと話が飛びますが、ニューヨーク公共図書館では、市民の身近な問題解決のためのサービスコーナーも設けられています。

ここら辺りも、若干の内容の相違はありますが、鳥取県立図書館でも見られますね。

時系列で考えると、鳥取県立図書館がニューヨーク図書館を大いに参考にしたことが伺えます。

きっと、視察なども行い、研究したうえで変革していったのでしょうね。鳥取県立図書館の機動力、勇気に敬服します。

 

さて、ニューヨーク公共図書館のもう一つの特徴「舞台芸術図書館」です。

さすが、ブロードウェイの近くですね。

図書館と言っても、書籍の割合は全体の3割程度しかなく、他は楽譜、ミニチュア、ポスター、写真、ビデオなどであり「本のない図書館」とも呼ばれています。

何と、俳優、作曲家、指揮者、ダンサー、歌手、舞台美術家、振付師などが訪問されると言います。

フリーランサーという立場の芸術家にとって、このような無料でアクセスできる施設の存在は、ありがたいことでしょうね。

時々、芸能人がニューヨークに住む、ということも分かるような気がします。

まあ、メインは舞台の見学などでしょうが、この芸術図書館にも行っているに違いないでしょうね。

 

まだまだ、2001年9月の事件対応のことなど、トピックスは大量にあるのですが、ここまでとしておきます。

日本の図書館に影響を与えたことに頷けます。

 

 

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