壮年・中年世代だって共感できるライフスタイル! -イケダハヤトさんの「年収150万円で僕らは自由に生きていく」(おすすめ本)-

 

イケダハヤトさん、という漢字で書いたら「元首相と同姓同名」の方が

いらっしゃいます。この方は、現在 30歳弱でプロのブロガー(ブログ

を書くことで生計を立てる人)をされています。

 

今回は

イケダハヤトさんが書かれた「年収150万円で僕らは自由に生きていく

という本を紹介したいと思います。

 

イケダさんと私は、かなり年齢が離れていますが、そのような私でも

「共感できること」「近未来にやりたいと思っていたこと」などが多々

ありました。

 

さて、その内容を簡単に紹介したいと思います。

 

イケダさんは、社会人3年目で会社を辞め、フリーランスになります。

 

その理由は。

 

お金のために働くことに違和感を感じたからです。

 

これだけでは説明不足ですね。

 

イケダさんは言います。

必要な以上にお金を儲けることはない、と感じられたわけです。

 

そのために、

1.「生きているのに最低限かかるお金はいくらなのか」を計算することを

 提唱されています。

 

 私はこれに全面的に賛成します。

 というより、自分自身で情報発信したいと思っていました。

 

 私自身の話で恐縮ですが、私自身も「お金って何だろう。何でお金に縛られす

 ぎるのだろう。」ということをしっかりと追究したくてファイナンシャル・プ

 ランニングを学びましたので、「詳細レベルで、生計に必要なお金についての

 算出方法について情報発信すること」を行いたいと思っていました。

 必要な生活費を知っておくことで、自身の収入目標が明確になりますし、

 ピンチの時でもある程度、落ち着けるのではないでしょうか。

 また、自分のライフスタイルについて考える機会になる、とも思います。

 

2.採算度外視の人助けを続けることで、パーソナル・セーフネットを形成できる。

 ご本人は、「自分が助かりたいから」という、自身のエゴのために行なっている、

 と言われていますが、そういうことでは無いと思います。

 「やりがいのある仕事をやる」「社会参加の実感を得る」などの動機もあるので

 ないでしょうか。

 

3.「会社の中の生活」から脱出するために、まず自分のことを「柵の外」の世界

 の人たちに知ってもらう。

 イケダさんの場合は、それがブログだったということですね。

 

 またもや私自身の話になって恐縮ですが・・

 私も会社生活を開始したころ、確かに「会社に染まり切らないようにしよう」

 と考えていました。が、何年も会社の仕事に没頭するうちに、会社以外の

 生活は考えられないようになっていました。そのような自分も、産業カウン

 セリングの世界やヘミシンクの世界を知ることで、徐々に「柵の外」を知って

 いったので、このことにも共感できますね。

 

まだあるのですが、一応、共感部分についてはこれくらいにしておきます。

 

一方で、世代的なギャップを感じる面もあります。

分かるのですが、実際にやるのにハードルが高いと言いますか。。。

 

イケダさんは「所有はダサい」と書かれており、シェアハウスなどを勧められて

います。恐らく、シェアすることにあまり抵抗の無い世代なのだと思います。

 

ところが私は、一人部屋、所有の世代であり、所有ということに慣れています。

私自身は、モノを持ちすぎるのに違和感があるし、モノを捨てるのも苦手ですし

根本的には「モノを所有しない」ことで、そのような気分を味わうことはなくなる

ということも分かっているつもりなのですが・・

なかなか「所有を止める」ことには行きついていませんね。

 

まあ、気楽に進んでみましょう!

 

最後にイケダさんは、よく「イケダさんは貧乏くさくていけない」という批判を

受ける、とも書いておられます。

確かに、私自身を振り返ってみると、会社員として、数億円の設備投資や借入金

の話を普通にしていましたので、上記の話を聞くと貧乏くさく感じる人がいること

も理解できます。けれども、逆にその位の費用を扱っていることで、個人としての

自分は身の丈に合った生き方が大切だと思ったのは確かです。

 

全ての方が同意されるかどうかは分かりませんが、私は十分に参考になる

生き方・考え方ではないかな、と思います。

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