Yoichiの意識探究と趣味の日記

広島のヘミシンク・ファシリテーターYoichiのブログ

自作自演ではありません! 「積極的に想像する(アクティブ・イマジネーション)」 -ヘミシンク-

time 2015/04/28

 

今日は、イマジネーションについて書いてみます。

 

ヘミシンク・セミナーにおいて、時たま、「自分で勝手にイメージした

こと(=自作自演)なので、これは体験とは言えません」というシェア

を頂きます。

 

けれども。

 

非物質界を知覚するために積極的にイメージを使うことは、大切であり

有効である、という話をしたいと思います。

 

非物質の世界は、「我々が普段使っていない」感覚による世界です。

このため、特に最初は、微かな感覚である、ちょっとした取っ掛かり・

兆候のようなものしか感じられない、など極めて頼りない感覚である

ことも多いのです。

このような微かな感覚を捉え、確実なものとするためにも、「積極的

なイマジネーション」を行うことが有効なのです。

 

しっかりと劇的な体験をしたい、ということは、よく分かります。

けれども、段階を踏む必要があります。個人差はありますが、

徐々に体験が深まっていく、という面があると思います。

 

さて、そのような「イマジネーション」について。

 

今日は、イマジネーションの持つ力について説明した

老松克博教授の「無意識と出会う」という本について紹介します。

この本は、トレーナーのひでさんが紹介されていたので、ご存じの

方も多いかと思います。

著者である老松克博氏は大学教授で、ユング研究がご専門です。

中でもユングが無意識とアクセスするための重要な方法であった

「アクティブ・イマジネーション」がご専門です。

 

老松教授は、ユング専門家らしく、ユングの理論を背景にして

この本の論旨を展開されていきます。

 

まずここで、ユングの理論について説明します。

 

ユングによると、心は、意識、個人的無意識、集合的無意識の3層構造

で成り立っています。

 

普段、我々は意識のみを持って生活しています。そして「自我」が

意識領域を支配し、我々の現実の生活の中で主導権を握っいます。

 

さらには、個人的無意識として、個人の生まれてこの方の経験の内、

忘れてしまったこと、抑圧してしまったこと、あるいは今想起する必要

のないことなどがしまわれています。

そして、集合的無意識には、万人に共通な様々な心の動きのパター

ン(元型)があるわけです。

 

普段、我々は意識(多くは自我)のみで生活しているわけですが、

のほとんどは無意識なのです。中でも、太古の昔からの人類の

心の全経験が蓄えられている「集合的無意識」が圧倒的に大きい

のです。

 

そして、我々は、「個性化」という「無意識を意識化し、より大きな

全体性に向かう」プロセスの中にあるのです。人生をとおして、

無意識と意識のギャップを埋めていっている、とも言えるでしょう。

 

たったこれだけのスペースでユングの基本思想を語るのは難しいで

すが、まあ、大まかには、このような感じでしょうか。

 

さらには次のようなことも言えます。

 

無意識は強大なものであり、無意識へと追いやられたものは、

独善に陥っている自我を驚かせ、偏りの修正を求めている。

意識の極端さを補償し、りのない全体性を実現させようと

しているのです。(P.76)

 

要するに、「無意識は常に意識の方へ出ていきたがっている」

そのような「無意識を意識化することで全体性に向かっいる」

ということなのですね。

 

そして、「この圧倒的に強大な無意識にアクセスするために、

イマジネーションという技法を使う」、その際「無意識に意識

圧倒されないように、常にアクティブ(主体的)に自我を保つ」

ということがアクティブ・イマジネーションなのです。

 

さて、そのようなアクティブ・イマジネーションについて。

 

著者は、自我による勝手な創作で全く構わない、と言っています。

 

それどころか、「自我による創作を恐れて疑心暗鬼になってしまう

ことの方が、よほど困った問題である」、「自我による勝手な創作」

への不安は、個性化に対する覚悟のいまだ固まっていない自我が、

無意識からの異物の侵入を怖れる気持ちと関係していることが多い。

つまり、この不安は、しばしば自我自身による防衛的ないいわけで

あるとまで言っています。(P.95,96)

 

また、このような決定的なことも言われています。

 

人間、意識内にある材料だけで物語を創作しようと思っても、とうてい

続けられるものではない。そんな離れ業が可能だと信じていることこそ、

自我の傲慢である。ありがたいことに無意識的な要素は、自我が気づ

かないうちにかならず紛れ込んでくれている。(P.95,96)

 

まあ、意識・無意識の境界点については、科学的に検証不可能

でしょうね。ユングが豊富な経験で見いだした手法ということなの

だと思います。

 

さて、まとめです。

 

ユングは、分析心理学の観点から、無意識にアクセスするための手法

として、アクティブ・イマジネーションを積極的に活用しました。

 

このような観点から、ヘミシンクにおいても、非物質界(=ユング流に

分類すると「無意識」)にアクセスするために、イマジネーションを使う

ことは、理に適っているのかな、と思います。

 

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